この記事では、挙式と披露宴を同会場で行うのか、別会場で行うのか、そのメリットとデメリットについて解説します。
挙式と披露宴は、結婚式の2大イベントです。どちらも大切ですが、会場の選択は特に悩むポイントですよね。
同会場と別会場、それぞれにメリットとデメリットがあります。この記事を参考に、ご自身の希望や状況に合わせて、最適な会場の選択をしてください。
具体的には、以下の内容を解説します。
- 同会場のメリット
- 同会場のデメリット
- 別会場のメリット
- 別会場のデメリット
また、挙式と披露宴の会場を別にする場合に、注意すべき点についても説明します。
挙式と披露宴は同会場でする?別会場でする?よくある質問

挙式と披露宴の違いは何ですか?
挙式と披露宴は、結婚式の2大イベントです。挙式は、婚姻関係を結ぶ儀式であり、披露宴は、結婚を報告する宴です。
挙式
挙式は、婚姻関係を結ぶ儀式です。神前式、教会式、人前式など、さまざまな形式があります。挙式では、新郎新婦が神様や教会の司式者、または両親や友人などの前で、結婚の誓いを立てます。
披露宴
披露宴は、結婚を報告する宴です。新郎新婦がゲストに結婚を報告し、お祝いを受けます。披露宴では、食事や飲み物、余興や演出などが行われます。
挙式と披露宴の違い
挙式と披露宴は、以下の点で違いがあります。
項目 | 挙式 | 披露宴 |
---|---|---|
目的 | 婚姻関係を結ぶ | 結婚を報告する |
形式 | 神前式、教会式、人前式など | なし |
内容 | 誓いの言葉、指輪交換、記念撮影など | 食事、飲み物、余興、演出など |
時間 | 1時間程度 | 2〜3時間程度 |
ゲスト | 両親、親族、友人など | 両親、親族、友人、知人など |
挙式と披露宴は、どちらも結婚式の重要なイベントです。それぞれの目的や内容を理解した上で、ご自身の希望や状況に合わせて、最適なプランを立てましょう。
結婚式を身内だけで挙げる割合は?
結婚式を身内だけで挙げる割合は、年々増加傾向にあります。
例えば、ゼクシィが2022年に実施したアンケートによると、結婚式を挙げたカップルの12.5%が家族・親族のみの結婚式を挙げたと回答しています。これは、2012年の調査結果である8.9%から3.6ポイント増加したことになります。
結婚式を身内だけで挙げるカップルが増えている理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 費用を抑えたい
- 親しい人だけでゆっくりと過ごしたい
- 結婚式の形式や内容を自由に決めたい
結婚式を身内だけで挙げる場合、費用を抑えることができ、親しい人だけでゆっくりと過ごすことができます。また、結婚式の形式や内容を自由に決めることができるので、自分らしい結婚式を実現することができます。
ただし、結婚式を身内だけで挙げる場合、注意すべき点もあります。
- 両親や親族の理解を得る
- ゲストへの配慮をする
両親や親族の理解を得るためには、結婚式を身内だけで挙げる理由をしっかりと説明することが大切です。また、ゲストへの配慮としては、結婚式を挙げることを事前に連絡しておき、出席できない場合の対応なども検討しておきましょう。
結婚式を挙げる人はどれくらいの割合ですか?
結婚式を挙げる人の割合は、年々減少傾向にあります。
例えば、ゼクシィが2023年に実施したアンケートによると、結婚式を挙げたカップルの割合は45.3%でした。これは、2022年の調査結果である45.6%から0.3ポイント減少したことになります。
結婚式を挙げる人の割合が減少している理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 費用の高騰
- 結婚に対する価値観の変化
- 新型コロナウイルスの影響
結婚式の費用は、年々高騰しています。また、結婚に対する価値観も変化しており、結婚式を挙げなくても結婚を幸せに感じる人が増えています。さらに、新型コロナウイルスの影響で、結婚式を延期や中止するカップルも増えています。
ただし、結婚式を挙げる人の割合は、依然として高い水準にあります。結婚式は、新郎新婦にとって大切な記念であり、また、両親や親族にとっても、子どもの結婚を祝う大切な機会です。
スピード婚の場合、結婚式を挙げない選択もありですか?
スピード婚の場合でも、結婚式を挙げない選択は可能です。
スピード婚とは、交際期間が短いうち(半年以内など)に結婚することです。スピード婚の場合、結婚式の準備に十分な時間を確保できないという理由で、結婚式を挙げないカップルも少なくありません。
結婚式を挙げないメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 費用を抑えられる
- 準備の手間やストレスを減らせる
- 自分らしい結婚生活を早く始められる
結婚式を挙げないデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 両親や親族の理解を得られない可能性がある
- 周囲の人に結婚を報告する機会が減る
結婚式を挙げないかどうかは、新郎新婦の価値観や状況によって判断する必要があります。費用や準備の手間などを重視するなら、結婚式を挙げない選択も検討してみると良いでしょう。
結婚式を挙げない場合、代わりに以下のような方法で、結婚を周囲に報告することができます。
- 両親や親族に直接報告する
- メールやSNSで報告する
- 食事会やパーティーを開く
また、最近では、オンラインで結婚式を挙げる「オンライン結婚式」も人気です。オンライン結婚式なら、費用や準備の手間も抑えることができ、全国どこからでも参加することができます。
挙式と披露宴は同会場でする?別会場でする?
挙式と披露宴の会場選びは、結婚式の準備の中でも重要なポイント
挙式と披露宴の会場選びは、結婚式の準備の中でも最も重要なものの一つです。なぜなら、挙式と披露宴は結婚式の2大イベントであり、ゲストを迎える大切な場所だからです。
会場選びを失敗すると、せっかくの結婚式が台無しになる可能性があります。そのため、事前にしっかりと準備をして、納得のいく会場を選ぶことが大切です。
挙式と披露宴の会場選びで考慮すべきポイントは、以下のとおりです。
- 立地
- 予算
- 収容人数
- 雰囲気
- 料理
- サービス
これらのポイントを踏まえて、ご自身の希望や状況に合わせて、最適な会場を選びましょう。
また、挙式と披露宴の会場を同会場にするか、別会場にするかについても検討する必要があります。同会場と別会場、それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく比較してから決めましょう。
挙式と披露宴の会場選びは、結婚式の準備の中でも重要なポイントです。しっかりと準備をして、納得のいく会場を選びましょう。
挙式と披露宴、同会場と別会場のそれぞれのメリットとデメリット
挙式と披露宴の会場を同会場にするか、別会場にするかについては、それぞれにメリットとデメリットがあります。
同会場のメリット
- 移動が不要なので、ゲストの負担が少ない
- 会場の雰囲気を統一できるので、一体感がある
- 費用を抑えやすい
同会場のデメリット
- 会場の選択肢が限られる
- 挙式と披露宴の雰囲気が異なる場合、演出が難しい
別会場のメリット
- 会場の選択肢が広がる
- 挙式と披露宴の雰囲気を自由に決められる
- 演出の幅が広がる
別会場のデメリット
- 移動が発生するので、ゲストの負担が大きい
- 費用が高くなる
- 演出の調整が難しい
挙式と披露宴の会場を別にする場合に、注意すべき点
挙式と披露宴の会場を別にする場合は、以下の点に注意が必要です。
- 日程の調整
挙式と披露宴の会場が別の場合、日程の調整が必要です。挙式と披露宴の会場が同一敷地内にある場合は、比較的調整がしやすいですが、異なる敷地内にある場合は、日程が重なったり、空いていたりしないか確認する必要があります。
- 移動時間の確保
挙式と披露宴の会場が離れている場合は、移動時間の確保が必要です。ゲストが移動に不便を感じないように、移動時間は30分以内を目安にしましょう。
- 衣装の調整
挙式と披露宴の会場が別の場合、衣装の調整が必要です。挙式と披露宴で同じ衣装を着る場合は、移動時のトラブルを防ぐために、衣装のデザインや素材に注意しましょう。
- 演出の調整
挙式と披露宴の会場が別の場合、演出の調整が必要です。挙式と披露宴で同じ演出を行う場合は、演出の内容やタイミングを調整する必要があります。
挙式と披露宴の会場を同会場にするのか、別会場にするのかは、ご自身の希望や状況に合わせて決めましょう。メリットとデメリットをしっかりと比較検討して、最適な会場を選びましょう。
挙式と披露宴の会場を別にする場合、同一敷地で同日の開催にすべき理由
挙式と披露宴の会場を別にする場合は、同一敷地で同日の開催にするのが賢明です。
その理由は、以下のとおりです。
- ゲストの負担を軽減できる
挙式と披露宴の会場が同一敷地内であれば、ゲストは移動の負担を軽減できます。また、雨天などの天候不順時も、移動が少ないため、ゲストの負担を軽減できます。
- 演出の調整がしやすい
挙式と披露宴の会場が同一敷地内であれば、演出の調整がしやすいです。例えば、挙式と披露宴で同じ演出を行う場合、同じ会場であれば、演出の内容やタイミングを調整しやすくなります。
- 費用を抑えやすい
挙式と披露宴の会場が同一敷地内であれば、費用を抑えやすいです。例えば、衣装の調整や移動の費用を抑えることができます。
もちろん、同一敷地で同日の開催が難しい場合もあります。例えば、以下のような場合は、別会場で別日の開催を検討する必要があります。
- 希望する会場が同一敷地内ではない場合
- 予算が限られている場合
- 挙式と披露宴の雰囲気が異なる場合
しかし、挙式と披露宴の会場を別にする場合は、なるべく同一敷地で同日の開催を検討するのがおすすめです。
記事のまとめ:挙式と披露宴は同会場でする?別会場でする?メリットとデメリットは
挙式と披露宴の会場を同会場にするのか、別会場にするのかは、新郎新婦の希望や状況によって判断する必要があります。
同会場にするメリット
- 移動が不要なので、ゲストの負担が少ない
- 会場の雰囲気を統一できるので、一体感がある
- 費用を抑えやすい
同会場にするデメリット
- 会場の選択肢が限られる
- 挙式と披露宴の雰囲気が異なる場合、演出が難しい
別会場にするメリット
- 会場の選択肢が広がる
- 挙式と披露宴の雰囲気を自由に決められる
- 演出の幅が広がる
別会場にするデメリット
- 移動が発生するので、ゲストの負担が大きい
- 費用が高くなる
- 演出の調整が難しい
挙式と披露宴の会場を同会場にする場合は、以下の点に注意が必要です。
- 挙式と披露宴の雰囲気が似ているかどうか
- 移動の負担を軽減するために、移動時間や交通手段を検討する
- 演出を統一するために、会場の設備や演出内容を事前に確認する
挙式と披露宴の会場を別会場にする場合は、以下の点に注意が必要です。
- 移動時間や交通手段を検討する
- 挙式と披露宴の会場を同一敷地内にできるかどうか
- 演出を調整するために、会場の設備や演出内容を事前に確認する
挙式と披露宴の会場を決める際には、メリットとデメリットをしっかりと比較検討し、新郎新婦とゲストにとって最適な会場を選びましょう。