結婚式は、新郎新婦の新たな人生の始まりを祝う大切なイベントです。
その中で、ゲストとして招待され、しかもスピーチを依頼されるということは、新郎新婦からの特別な信頼の表れであると言っても過言ではありません!
しかし、どのようにスピーチをすれば良いのか、どのような内容が適切なのか、迷うこともあるでしょう。
この記事では、結婚式に招待された際のスピーチのマナーについて詳しく解説します。
スピーチの準備をしっかりと行う

スピーチは、新郎新婦への祝福の気持ちを伝える大切な機会ですので、しっかりと事前準備を行うことが重要です。
スピーチの内容を事前に考え、必要であればメモを作成しましょう。また、可能であれば、スピーチのリハーサルも行うと良いでしょう。

心配であれば友人や家族にスピーチ内容を聞いてもらうことも必要かなと思います。
スピーチは、新郎新婦への祝福の言葉を忘れずに入れていこう

スピーチの中心は、新郎新婦への祝福の言葉です。新郎新婦の幸せを心から祝う言葉を忘れずに述べましょう。
また、新郎新婦との思い出やエピソードを交えることで、スピーチはよりパーソナルで感動的なものになります。
スピーチは、新郎新婦への敬意を示す重要な一部であるため、敬語を使って丁寧に話すことが重要です。
また、スピーチの最初と最後には、新郎新婦やその家族、他のゲストへの感謝の言葉を忘れずに述べましょう。
適切な長さとテンポを保つ
スピーチは、短すぎず長すぎない、適切な長さとテンポを保つことが重要です。
一般的には、3分から5分程度が適切とされています。
また、テンポを保つことで、聞き手の注意を引き続けることができます。

あまりに長いスピーチは聞いていて正直眠くなっちゃいますし、反対に短すぎるスピーチは「え、なんでこの人にしたの?」ってなっちゃいますので、適度な長さが重要です・・・。
ポジティブなメッセージとユーモラスも含めて話そう
加えて、スピーチでは、ポジティブなメッセージを伝えていきましょう。
新郎新婦の良い点や、二人の未来に対する期待感を述べることで、スピーチはより感動的なものになります。
また、適切なユーモラスな要素を含めることも効果的です。適切なジョークやエピソードを選び、場の雰囲気を和ませましょう。
なれそめや妊娠のことは要注意
新郎新婦の馴れ初めを話したいという場合には、新郎新婦本人に必ず了承を得てから話しましょう。勝手に話すのはマナー違反です。
もしOKが出た場合でも、下品な紹介の仕方にならないように充分配慮する必要があるでしょう。
妊娠が発覚して結婚することになった場合には、新郎新婦の了承を得てから話します。でも、そのことはあえて触れなくてもよいかもしれません。
言ってはいけない言葉に注意!

結婚式のスピーチでは、話してはいけない言葉というのが幾つかあります。
例として、不吉なことを連想させるような言葉や、別れを連想させる、再婚を連想させる言葉を言ってはいけません。
具体的には、相次いで、飽きる、痛ましい、失う、切れる、重ねる、消えるといった言葉は気をつけましょう。
そして「最後に」という言葉を使う人もいるのですが、実はこの言葉も避けたい単語の一つです。
言葉の繰り返しもNG
何度も同じ言葉を繰り返したりするのは、再婚などをイメージする言葉とされているので気をつけましょう。
知らず知らずとか、くれぐれもとか度々といった言葉がそれにあたります。
時々花言葉をスピーチの中に取り入れる人がいますが、花言葉の意味の確認はしっかりとしておきましょう。
結婚式のスピーチ例
実際にどんなふうにスピーチの内容を作れば良いのでしょうか。具体例を出してみました。

この例は、新郎新婦の友人がスピーチを行う場合を想定しています
皆様、こんにちは。
私は新郎の大学時代の友人で、今日はこのような素晴らしい場でスピーチをさせていただく機会を頂き、大変光栄に思います。
新郎とは大学時代に同じサークルで知り合い、その後も長い友情で結ばれてきました。
彼が新婦と出会ったとき、彼の目が輝き、彼女に対する深い愛情を感じることができました。
新婦が彼の生活に加わったことで、彼はより幸せで、より充実した人生を送ることができていると感じています。
新郎新婦の皆様、今日は本当におめでとうございます。
二人の結婚が、これからの人生での新たな冒険の始まりであり、二人が共に過ごす幸せな日々の始まりであることを心から祝福します。
私たちは皆、新郎新婦がこれからの人生で幸せで、愛に満ちた日々を過ごすことを願っています。そして、私たちは皆、その旅の一部となることを楽しみにしています。
新郎新婦の皆様、これからの人生での成功と幸せを心から祈っています。
そして、私たちは皆、その旅の一部となることを楽しみにしています。
皆様、新郎新婦への祝福の言葉を述べるために、一緒に乾杯しましょう。
新郎新婦の皆様、おめでとうございます。
スピーチに関する本もいろいろ出ていますので、マナーとして一冊持っていても良いかもしれませんね。
まとめ

適切なスピーチをすることで、新郎新婦の大切な一日を尊重し、一緒に祝うことができます。
以上のポイントを参考に、結婚式に招待された際のスピーチを準備しましょう。
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