総状花序とは?特徴と見られる植物を解説
ガーデニングを始めたい
先生、総状花序ってどういう意味ですか?
ガーデニング研究者
長い花軸に房状に小さな花がたくさんつく花のつき方を指すよ。
ガーデニングを始めたい
房状ってどういうことですか?
ガーデニング研究者
房のように、垂れ下がったような形のことだよ。
総状花序とは。
「総状花序」とは、ガーデニング用語で、花のつき方を表します。長い花軸に、房のように小さな花が多数並んでいます。アブラナ科の草花によく見られます。
総状花序とは
総状花序とは、花軸に柄のない花が互生する花序のことです。花は軸に沿って並んでおり、花柄がなく、花が直接花軸から生えています。花軸は直立または斜めになっています。総状花序は、多くの植物に見られ、アブラナ科やシソ科の植物によく見られます。
総状花序の特徴
-総状花序の特徴-
総状花序は、主軸に花が柄や花梗を介して直接につく花序のことです。花は主軸に沿って単独で並び、互いに離れています。この花序は花が密集しておらず、軸が長く見えるのが特徴です。また、花が順番に咲いていくため、花序の開花期間が長いのも特徴の一つです。
総状花序が見られる植物
–総状花序が見られる植物–
総状花序は、様々な植物で見ることができます。代表的なものには、以下のものがあります。
* -シモツケソウ-細長い茎の先に、小さな花が多数ついています。
* -カンアオイ-葉の付け根から、茎のように伸びた柄の先に、つぼみが垂れ下がっています。
* -キキョウ-茎の先に、ラッパ状の大輪の花がつきます。
* -ヤマユリ-茎の先端に、大きなユリの花が1~数輪つきます。
* -スイセン-中空の茎の先に、ラッパ状の花がつきます。
* -ヒメフウロ-細長い茎の先に、5個の花びらを持つ小さな花がつきます。
* -オオイヌノフグリ-茎の先に、唇形の花がつきます。
総状花序とその他の花序との違い
総状花序は、花序の一種で、花が茎に沿って単独に付き、一つの花の下から次の花が直接出てきます。この構造により、花序が一直線状に見えるのが特徴です。
総状花序は、その他の非限定花序とは異なる点があります。例えば、穂状花序では花序軸に花が直接付き、散房花序では花序軸に柄のある花が付き、頭状花序では花序軸が短く、花が密集して平らに並んでいます。
総状花序の栽培方法
総状花序の栽培方法について説明します。総状花序を持つ植物の栽培は、その構造を理解することが重要です。茎の上部に単一の花序を形成し、花は茎に沿って付け根から順に開きます。
栽培の際には、直射日光を避け、適度に水分を与え、排水性のよい土壌を使用することがポイントです。剪定は、枯れた花や葉を取り除き、新しい成長を促すために適宜行いましょう。また、肥料を与えて栄養を補給することも、健康な総状花序を育てるために不可欠です。