ゴロ土とは?初心者でも分かる鉢植え用土の基礎知識
ガーデニングを始めたい
ガーデニングの『ゴロ土』について教えてください。
ガーデニング研究者
ゴロ土とは、鉢底に入れる粒の大きな土のことを指します。水はけと通気性を向上させる役割があります。
ガーデニングを始めたい
ゴロ土は何から作られているのですか?
ガーデニング研究者
赤玉土の大粒の他、軽石や発泡スチロールの破片なども使用されます。また、小さな鉢では使用しない場合もあります。
ゴロ土とは。
園芸用語の「ゴロ土」とは、鉢植えの底に入れる、水はけと通気性を良くするための大きな粒の土のことです。赤玉土の大粒がよく使われますが、土のほかにも軽石や発泡スチロールの破片などを用いることがあります。ただし、小さな鉢の場合はゴロ土を使わないこともあります。
ゴロ土の役割と必要性
-ゴロ土の役割と必要性-
ゴロ土は、鉢植え用土に混ぜ合わせる小粒の土で、排水性を高めるのに役立ちます。植物の根は酸素を必要としますが、過剰な水分があると根腐れを引き起こしてしまいます。ゴロ土は土壌内の隙間を埋めて空気の通り道を作ることで、根腐れを防止します。
また、ゴロ土は土壌の保水性を保ちます。土が乾燥しすぎると、植物は水分を十分に吸収できなくなります。ゴロ土は水分を保持してゆっくりと放出することで、土壌を適度な湿度に保ち、植物の健全な成長を促します。
ゴロ土の種類と選び方
ゴロ土の種類
ゴロ土には、赤玉土・鹿沼土・日向土・桐生砂など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を以下に示します。
* -赤玉土- 保水性と排水性のバランスが良く、初心者にも扱いやすい万能土です。
* -鹿沼土- 水はけが非常に良く、保水性は低めです。蘭やサボテンなどの多湿を嫌う植物に向いています。
* -日向土- 保水性と排水性に優れ、通気性も良好です。根腐れしにくいので、初心者でも安心して使用できます。
* -桐生砂- 水はけと通気性に優れていますが、保水性は低めです。主に山野草や盆栽に使用されます。
ゴロ土の入れ方
ゴロ土の入れ方
ゴロ土を入れる際には、鉢の底に1~2cmほどの深さで敷き詰めましょう。ゴロ土を敷くことで、通気性を高め、根腐れを防ぐことができます。また、ゴロ土の上には水ハケのよい用土を上部まで満たしましょう。水ハケの良い用土とは、水やりをしたときに素早く水が抜ける用土のことです。これにより、水はけがよくなり、植物の根が蒸れるのを防ぐことができます。
ゴロ土を使用しない場合
ゴロ土を使用しない場合、鉢植えの用土は、赤玉土や鹿沼土などの粒状の材料と、ピートモスやバーク堆肥などの保水性の高い材料を混ぜ合わせて作られます。粒状の材料は水はけを良くし、根が呼吸するのに役立ちます。保水性の高い材料は水分を保持し、植物の根に供給します。ゴロ土を使用しない場合の用土の配合は、粒状の材料と保水性の高い材料を73の割合で混ぜ合わせるのが基本です。ただし、植物の種類や生育条件によって、配合の比率は調整する必要があります。
ゴロ土に関するよくある質問
ゴロ土に関するよくある質問
ゴロ土について、初心者の方からよく寄せられる質問があります。ここでは、それらの疑問に答えていきます。
「ゴロ土って何?」
ゴロ土とは、粒が大きく、排水性のよい土のことです。一般的な培養土とは異なり、水はけが良く、根腐れを防ぎます。観葉植物や多肉植物など、根腐れしやすい植物の鉢植えに適しています。
「ゴロ土はどんな植物に使えるの?」
水はけを好む植物、特に次のような植物に適しています。
* 多肉植物
* 観葉植物(モンステラ、ポトスなど)
* サボテン
* 多肉植物
「ゴロ土はどこで買えるの?」
園芸用品店やホームセンターで購入できます。粒の大きさや種類が異なるので、植物に適したものを選びましょう。
「ゴロ土を使うときの注意点はある?」
はい、あります。
* 用土として単独で使用しない。他の培養土と混ぜて使用します。
* 鉢底に敷くことで、さらに排水性を向上させます。
* ゴロ土は保水性が低いため、こまめに水やりが必要です。