【カメラ用語】広角を徹底解説

【カメラ用語】広角を徹底解説

【カメラ用語】広角を徹底解説

カメラの初心者

広角っていうのは、カメラに写る範囲が広い状態のことですよね。

カメラ写真マニア

その通り。広角とは、画角が広い状態のことだよ。

カメラの初心者

画角が広いというのは、カメラのレンズから焦点距離までの距離が短いということですか？

カメラ写真マニア

そうだね。焦点距離が短いほど、広角になるんだ。反対に、焦点距離が長いと望遠になるよ。

広角とは。

カメラの世界では「広角」という言葉が用いられます。広角とは、カメラで撮影できる範囲（画角）が広い状態のことです。レンズ中央から、像ができる焦点までの距離（焦点距離）が短いほど、広角になります。

広角とは？

-広角とは？-

広角レンズは、被写体を広範囲に捉えられるレンズです。通常、画角が広く、35mmフィルム換算で28mm～16mm程度の焦点距離を持っています。広角レンズを使用すると、風景写真や室内写真、さらに集合写真などの撮影に適しています。また、被写界深度が深く、複数の被写体を同時にピントを合わせて撮影できます。ただし、周辺部が歪みやすいため、注意が必要です。

広角レンズの特徴

広角レンズは、一般に標準レンズよりも画角が広いことが特徴です。これにより、より多くの風景や建造物などの対象物を1つのフレームに収めることができます。また、被写体をより近くに感じさせることができるため、ダイナミックな構図の作成に適しています。さらに、広角レンズは被写界深度が深い傾向があり、前景から背景までを鮮明に捉えることができます。一方で、歪曲が発生しやすく、被写体の形状が誇張される場合があります。

広角レンズの用途

広角レンズは、広い視野角を撮影できるレンズです。これは、近くにある被写体を大きく、また遠方にある被写体もフレーム内に収めることができることを意味します。そのため、広角レンズは次のような用途に適しています。

* 風景写真広大な景色をすべて捉えたい場合
* 建築写真建物全体を歪みなく撮影したい場合
* 室内写真狭い部屋でも広い空間を表現したい場合
* パノラマ写真横長の広大な景色を撮影したい場合
* 動画撮影広い範囲を撮影したい場合や、臨場感のある映像を作りたい場合

広角撮影の注意点

広角レンズを使用する際には、いくつかの注意点があります。まず、広角レンズは被写体を大きく写すため、背景や周囲の要素が強調されます。そのため、画面の隅に不要なものが写り込まないよう、構図に注意する必要があります。また、広角レンズは被写界深度が浅くなるため、ピントを合わせたい被写体に正確にピントを合わせる必要があります。さらに、広角レンズは歪みが生じやすいので、建築物や人物を撮影する際には、歪みを最小限に抑えるための対策を講じる必要があります。