カメラ用語『ディフューザー』の特徴と使い方

カメラ用語『ディフューザー』の特徴と使い方

カメラの初心者

先生、ディフューザーってよく聞くんですけど、どんなものですか?

カメラ写真マニア

ディフューザーというのは、フラッシュ発光部の前に取り付ける拡散装置のことだね。フラッシュの点光源を面光源に変えて、やわらかく影を目立たなくする効果があるよ。

カメラの初心者

なるほど、それじゃあフラッシュを柔らかくする働きがあるんですね。

カメラ写真マニア

そうだね。ただし、光量は元の状態より落ちてしまうので、マニュアル発光機能がある場合には、絞りを開けるなどの調整が必要だよ。

ディフューザーとは。

カメラや写真で使われる用語「ディフューザー」は、英語の「defuse(拡散・緩和する)」に由来しています。フラッシュの光源の前に取り付ける器具で、本来は点光源だったフラッシュを面光源に変えます。これにより、全体に柔らかな光が回り、影が目立ちにくくなります。

ただし、同じ距離で見た場合、被写体に届く光量は減ってしまうため、マニュアルフラッシュを使用する場合は、絞りを開けるなどの注意が必要です。より効果を発揮するのは、出力の高いフラッシュ(ガイドナンバーが高いもの)です。

ディフューザーには、外付けタイプ(例:サンパックディフューザーキットDFU-01)と、フラッシュ本体に内蔵されているタイプがあります。また、自作する人も多く見受けられます。

ディフューザーとは?

ディフューザーとは?

ディフューザーとは、光を拡散し柔らかくする装置のことです。カメラのフラッシュに取り付けたり、ストロボの光を制御したりするために使用されます。ディフューザーを使用すると、光の当たりが柔らかくなり、被写体の影がぼやけ、より自然な印象を与えることができます。また、ディフューザーは光の強さを調整することも可能です。

ディフューザーの効果

ディフューザーの効果

ディフューザーの効果

ディフューザーは、光の質を調整するために使用される、カメラアクセサリーです。ディフューザーを使用すると、光を柔らかく広げることができ、被写体の影を柔らかくし、コントラストを低くすることができます。これにより、自然で均一なライティングが可能になり、肌がなめらかに写ったり、背景のディテールがより鮮明になったりします。さらに、ディフューザーを使用して、フレアやゴーストなどのレンズの異常を低減することができます。

外付けディフューザーと内蔵ディフューザー

外付けディフューザーと内蔵ディフューザー

外付けディフューザーは、被写体から離れた位置に設置する別個のユニットで、フラッシュ光の拡散に優れています。光を広角に拡散させ、影を和らげ、自然なイルミネーションを作成できます。一方、内蔵ディフューザーは、フラッシュ本体に内蔵されており、よりコンパクトで持ち運びが容易です。光をわずかに拡散させ、前面から直接光源を当てることなく、フラッシュの明るさを減らすのに適しています。

自作ディフューザー

自作ディフューザー

自作ディフューザーは、市販品よりも安価で簡単に作成できます。材料として、布(レース、シルク、ガーゼなど)、傘、さらしなどを使用できます。布製のディフューザーは、布を折りたたんだり、傘に被せたり、レンズの周りに巻き付けたりして作ることができます。さらしは、レンズを巻いたり、ストロボヘッドに巻き付けたりすることで、柔らかな光を作ることができます。自作ディフューザーは、光を拡散させる効果を調節できるため、撮影条件に合わせて光をコントロールできます。

ディフューザーを使う際の注意点

ディフューザーを使う際の注意点

ディフューザーを使う際の注意点ディフューザーを効果的に使用するために、いくつかの注意点があります。まず、ディフューザーの前面と光源との距離が近すぎると、光の拡散範囲が狭くなってしまいます。そのため、適度な距離を保ち、被写体を均一に照らすようにしましょう。また、ディフューザーの向きも重要です。光源と平行になるように設置しないと、効果が薄れてしまいます。さらに、ディフューザーの材質によっては、光量が減少することがあります。必要に応じて、フラッシュの出力やISO感度を調整しましょう。

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