カシオの「Anti Shake DSP」って、何?

カシオの「Anti Shake DSP」って、何?

カメラの初心者

先生、「Anti Shake DSP」ってどんな技術ですか?

カメラ写真マニア

それは、高感度撮影を可能にして、手ブレや被写体ブレを軽減する機能だよ。

カメラの初心者

CCDやレンズを動かして光軸を修正するものではないんですか?

カメラ写真マニア

その通り。光軸を修正するメカニズムはなく、EXILIMCARDやEXILIMZOOMの一部の機種にある「ブレ軽減モード」で利用できる機能だよ。

Anti Shake DSPとは。

カメラ用語の「アンチシェイクDSP」とは、カシオ独自の映像エンジンに搭載された、高感度撮影技術のことです。この技術により、高感度で撮影できるため、より速いシャッター速度が可能となり、手ブレや被写体のブレを軽減できます。そのため、「アンチシェイク」という名前が付けられています。ただし、CCDやレンズを動かして光軸を補正するメカニズムはありません。

この機能を使用するには、「EXILIMCARD」や「EXILIMZOOM」の一部機種で撮影モードの「ブレ軽減モード」を選択する必要があります。

右の写真は、2006年6月に発売された「EXILIM EX-S500」で、アンチシェイクDSPが初めて搭載されたコンパクトデジタルカメラです。

「Anti Shake DSP」って、どういう意味?

「Anti Shake DSP」って、どういう意味?

「Anti Shake DSP」というフレーズは、カメラの機能を表す用語です。DSPは「デジタルシグナルプロセッサー」の略で、カメラ内で画像処理を行う小さなコンピュータのことです。「Anti Shake」は、手ブレを軽減する機能です。つまり、「Anti Shake DSP」とは、手ブレを軽減するために画像処理を行うDSPのことです。

「Anti Shake DSP」の仕組み

「Anti Shake DSP」の仕組み

「Anti Shake DSP」の仕組みは非常に興味深いものです。この技術は、手ブレを電子的に補正することで、動きのあるシーンでも鮮明でブレのない画像を撮影できます。手ブレを検出するセンサーが画像に搭載されており、センサーがブレを感知すると、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)がブレを補正する信号を生成します。この信号は画像の各ピクセルに適用され、ブレが大幅に低減されます。これにより、動いている被写体や不安定な手で撮影しても、プロフェッショナルな品質の写真を撮ることができます。

「Anti Shake DSP」のメリット

「Anti Shake DSP」のメリット

「Anti Shake DSP」のメリット

カシオの「Anti Shake DSP」は、手ブレを抑制する優れた機能です。この機能により、ブレの少ない、より鮮明で安定した写真を撮影できます。特に、手持ち撮影やズームレンズを使用している場合に大きな効果を発揮します。さらに、「Anti Shake DSP」は、動画撮影時にもブレを軽減し、滑らかな映像を記録することができます。

「Anti Shake DSP」搭載機種

「Anti Shake DSP」搭載機種

カシオが開発した「Anti Shake DSP」が搭載されている機種をご紹介します。この機能は、手ブレを効果的に低減し、鮮明な画像を撮影できるよう設計されています。

「Anti Shake DSP」対応の機種としては、たとえば、デジタルカメラの「EXILIM EX-ZR300」スマートフォン「G’zOne TYPE-L」などが挙げられます。これら機種は、屋外での撮影や、夜間の撮影など、ブレが発生しやすいシーンでも、安定した画像の撮影を可能にします。

「ブレ軽減モード」の使い方

「ブレ軽減モード」の使い方

「ブレ軽減モード」の使い方として、カシオの「Anti Shake DSP」を有効にする方法をご紹介します。まずは、カメラのメニューから「手ブレ補正」の設定を開きます。次に「Anti Shake DSP」を選択し、「オン」に設定します。すると、カメラの液晶画面に「ブレ軽減モード」のアイコンが表示されます。これで、手ブレが軽減された撮影が可能になります。撮影時には、カメラをしっかりと構えてください。ブレを軽減するために、肘を体に引きつけて安定させるようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました