CD-ROMとは？基礎知識と活用方法を解説
カメラの初心者
先生、「CD-ROM」について教えてくれませんか？
カメラ写真マニア
もちろん。CD-ROMとは、Compact Disk Read-Only Memoryの略で、書き込みができない読み取り専用のCDのことだよ。
カメラの初心者
直径12センチのディスクで、どのくらいのデータが保存できるんですか？
カメラ写真マニア
約600MBだね。CD-ROMは、大量のデータを長期保存する場合に適しているんだ。
CD-ROMとは。
CD-ROMとは、カメラや写真の用語で用いられる用語です。その意味は「CompactDiskReadOnlyMemory」で、ROM（Read Only Memory）とは読み取り専用メモリーを表します。つまり、このタイプのCDにはデータを書き込むことはできません。直径12センチのディスクに約600MBのデータを記録可能です。
CD-ROMの定義と特徴
CD-ROMとは、Compact Disc Read-Only Memoryの略称で、読み取り専用の光ディスクの一種です。通常のCD-DA（音楽用CD）と見た目は似ていますが、データの記録方式が異なり、コンピュータで読み書きするために設計されています。CD-ROMは、大容量のデータを格納できるため、主にソフトウェアや大規模なデータの配布に使用されていました。
CD-ROMの種類と用途
-CD-ROMの種類と用途-
CD-ROMは、種類や用途によってさまざまな分類がなされています。 データの記録・保存が主な目的の「データ用CD-ROM」と、音楽や動画、ゲームなどのコンテンツの再生を目的とする「マルチメディア用CD-ROM」に大別されます。データ用CD-ROMは、大量のデータを保存できるため、バックアップやアーカイブに利用されています。一方、マルチメディア用CD-ROMは、高品質なコンテンツを再生できるため、音楽や映画、ゲームの分野で広く普及しています。また、書き込み可能な「CD-R」や書き換え可能な「CD-RW」などのタイプもあり、データの記録や編集に用いられます。
CD-ROMの読み書き
CD-ROMの読み書き
CD-ROMはRead Only Memory（読み取り専用メモリ）の略で、一度書き込むと内容を書き換えることができません。そのため、データの読み取りのみが可能です。読み取りにはCD-ROMドライブが必要で、コンピューターの内部または外部に接続されます。ドライブにCD-ROMを挿入すると、コンピューターが自動的にデータを認識し、アクセスできるようになります。ただし、CD-ROMドライブへの書き込み機能は搭載されていません。CD-ROMにデータを書き込む場合は、CD-RW（ReWritable）やDVD-RW（ReWritable）などの書き換え可能なメディアを使用する必要があります。
CD-ROMの利点と欠点
CD-ROMの利点
CD-ROMには、その大容量という点が大きな利点です。1枚のCD-ROMには、約650～700MBのデータを保存でき、これは当時のフロッピーディスクの数倍に相当します。また、CD-ROMは読み取り専用のため、データの破損や改ざんを防げるというメリットも備えています。
CD-ROMの欠点
一方で、CD-ROMには欠点もあります。まず、読み取り専用であるため、データの書き込みや上書きができません。また、CD-ROMドライブは、一般的なフロッピーディスクドライブよりも大きく、容量も大きいため、パソコンに内蔵するためのスペースを必要とします。さらに、CD-ROMの読み込み速度は、現在のハードディスクドライブやSSDと比較すると遅いため、大容量データのやり取りには時間がかかります。
CD-ROMの活用例
CD-ROMの活用例として、まず挙げられるのがソフトウェアのインストールです。かつてはフロッピーディスクからインストールすることが一般的でしたが、現在はCD-ROMが主流となっています。また、大容量のデータの保存にも適しています。写真や動画などのファイルサイズは大きくなりがちですが、CD-ROMならまとめて保存できます。さらに、音楽や動画の再生にも利用できます。過去にはCD-ROMから音楽を聞くことが一般的でしたが、現在はストリーミングサービスが普及しているため、あまり利用されなくなっています。