ファインダー視野率とは?

ファインダー視野率とは?

カメラの初心者

ファインダー視野率ってなんですか?

カメラ写真マニア

それはですね、ファインダーで見える範囲と実際に記録される範囲の割合を表す用語ですよ

カメラの初心者

視野率が100%ってことは、ファインダーで見えている範囲と撮れる写真が同じってことですか?

カメラ写真マニア

その通りです。なので、プロ用の一眼レフカメラでは視野率100%が多いんですよ

ファインダー視野率とは。

-ファインダー視野率-

カメラ用語における「ファインダー視野率」とは、ファインダー内に表示される範囲と、実際に撮影される範囲の比率のことです。撮影される範囲は、フィルムカメラでは36mm×24mmの露光範囲、デジタルカメラでは撮像素子の記録画素です。

視野率が100%の場合、ファインダー内で見える範囲と撮影される範囲は一致します。しかし、例えば視野率が80%の場合、ファインダーで見えるのは実際の写真の80%にすぎません。つまり、撮影時に構図をしっかり決めたつもりでも、実際に撮影された写真に余分なものが入ってしまう可能性があるのです。

一般的に、プロ用のデジタル一眼レフカメラは100%の視野率を持つことが多いですが、一般消費者向けのデジタル一眼レフカメラでは約96~98%程度が一般的です。コンパクトカメラではさらに低い値になります。なお、視野率は対角線で示されることもあれば、上下と左右で別々に示されることもあります。

ファインダー視野率の定義

ファインダー視野率の定義

ファインダー視野率とは、カメラのファインダーを通して見える像の大きさに対する、実際の被写体画像の大きさの割合を指します。つまり、ファインダーを通して見たときに、どれだけの範囲を撮影できるかを示します。視野率はパーセンテージで表され、100%に近いほど、撮影範囲が実際の被写体画像に近くなります。

視野率と実際の記録範囲の関係

視野率と実際の記録範囲の関係

視野率実際の記録範囲の関係では、撮影時にファインダー内で確認できる範囲と、実際に記録される範囲が異なります。視野率が高いほど、ファインダー内の範囲が広く、構図を決めやすくなります。しかし、視野率が100%未満の場合、ファインダー内で確認できない部分が生じ、記録された画像に影響が出ます。たとえば、視野率が95%の場合、ファインダー内で上下左右に5%ずつ、記録されない領域が生じます。したがって、視野率には、撮影時の構図確認のしやすさと、実際の記録範囲とのバランスを考慮することが重要です。

視野率による撮影への影響

視野率による撮影への影響

ファインダー視野率とは、カメラのファインダーを覗いたときに見える範囲の広さを表す数値のことです。視野率が高いほど、実際の被写体の範囲に近いものがファインダーに表示されます。

視野率の撮影への影響としては、主に以下の2点が挙げられます。

1. -構図の確認- 視野率が高いと、被写体の周囲まで広く確認できるため、構図をより正確に決めることができます。
2. -被写体の動き予測- 視野率が高いと、被写体がファインダーから外れてしまうことが少なくなるため、被写体の動きを予測して捉えることができます。

プロ用とコンシューマー用の視野率

プロ用とコンシューマー用の視野率

プロ用とコンシューマー用の視野率

プロ用のカメラとコンシューマー用のカメラでは、一般的にファインダー視野率が異なります。プロ用のカメラでは、約100%の視野率が標準です。つまり、ファインダーで見た画像は、実際の写真に写るのとほぼ同じ範囲を捉えています。これにより、構図をより正確に確認し、ピントを正確に合わせて撮影することができます。一方、コンシューマー用のカメラでは、視野率が約95%前後のものが多いです。そのため、ファインダーで見た範囲よりも、実際の写真に写る範囲が少し狭くなります。

コンパクトカメラの視野率

コンパクトカメラの視野率

-コンパクトカメラの視野率-

コンパクトカメラはファインダーを備えていない場合が多く、代わりに液晶モニターを使用します。この場合、液晶モニターの表示範囲によって視野率が決まります。一般的に、液晶モニターのサイズは大きくなるほど視野率も高くなります。

高い視野率のメリットは、ファインダーを覗いたときに実際の撮影範囲がより正確に確認できることです。これにより、構図の確認や微妙なピント調整が容易になります。ただし、視野率が100%に近づくにつれて、液晶モニターの表示範囲が狭くなり、撮影範囲の外側を確認しにくくなります。

逆に、視野率が低いと実際よりも広い範囲が映るため、撮影範囲の外側を確認しやすい反面、構図の確認やピント調整が難しくなります。また、視野率の低い液晶モニターでは、液晶画面の隅に表示される情報が見えにくくなる場合があります。

コンパクトカメラを選ぶ際には、視野率と液晶モニターのサイズを考慮することが重要です。自分の撮影スタイルやニーズに応じて、適切なバランスを見つけることが肝心です。

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