AF-Sとは?シングルAFの仕組みと活用方法

AF-Sとは?シングルAFの仕組みと活用方法

カメラの初心者

「AF-S」について教えてください。

カメラ写真マニア

「AF-S」は「シングルAF」の略で、シャッターボタンを半押しするとピントが固定されるAF方式です。

カメラの初心者

フォーカスロックですか?

カメラ写真マニア

はい、フォーカスロックや置きピンで使用されます。

AF-Sとは。

カメラや写真の用語で「AF-S」は「シングルAF」の略です。シャッターボタンを半押しすると、ピントを固定して撮影ができるAF方式です。フォーカスロックや置きピン撮影で用いられます。

AF-Sの基本:シャッターボタン半押しの意味

AF-Sの基本:シャッターボタン半押しの意味

AF-S(シングルAF)の基本動作を理解するには、シャッターボタンの半押しの役割を知る必要があります。AF-Sモードでは、シャッターボタンを半押しすると、カメラが被写体にピントを合わせます。ピントが合うと、ファインダー内に表示されたフォーカスインジケータが光ったり点滅したりしてそれを知らせます。半押しを維持している間はカメラはピントを固定し、シャッターボタンを全押しして撮影すると、そのピントで写真が撮られます。

フォーカスロックでAF-Sを活用

フォーカスロックでAF-Sを活用

フォーカスロックでAF-Sを活用

AF-Sモードの活用シーンの一つに、フォーカスロックがあります。フォーカスロック機能は、シャッターボタンを半押しすることで被写体にピントを合わせ、その状態でシャッターボタンを離してもピントを維持できる機能です。構図だけを調整したい場合や、被写体が動き回る場合などに便利です。

フォーカスロックを使用するには、まずAF-Sモードに設定します。次に、被写体にピントを合わせたい場所でシャッターボタンを半押しします。この状態では、被写体はピントを合わせられた状態になります。シャッターボタンを離してもピントは維持されるため、構図だけを調整したり、被写体が動き回ってもピントを外さずに撮影することができます。

置きピン撮影でのAF-Sの活用

置きピン撮影でのAF-Sの活用

置きピン撮影とは、あらかじめ被写体が来る位置にピントを合わせて待ち、被写体がそこを通過した瞬間を撮影する方法です。AF-Sモードでは、シャッターボタンを半押しすることで被写体にピントを合わせられます。半押し状態を維持すれば、被写体が移動してもピントは保持されます。このため、置きピン撮影では、被写体がフォーカスエリアに入ってくるのを待ってシャッターボタンを全押しすることで、ピントの合った写真を撮ることができます。

AF-Sのメリットとデメリット

AF-Sのメリットとデメリット

AF-S(シングルAF)は、カメラが1回のシャッターで1つのピントを合わせるピント合わせモードです。静止被写体や動きが遅い被写体に適しています。

AF-Sのメリットとして、高い精度でピントを合わせられることがあります。シャッターを押すたびに新しいピントを合わせるため、被写体との距離が一定であれば、安定したピントが得られます。また、動きの遅い被写体や静止被写体を狙う場合にも適しています。

しかし、AF-Sのデメリットもあります。動きのある被写体に対しては、ピントが合わなくなってしまうことがあります。シャッターを押すまでに時間がかかるため、高速で動く被写体を捉えることが苦手です。そのため、スポーツや野生動物の撮影など、動きのある被写体を撮影する場合は、より高速なAFモードの使用が推奨されます。

AF-SとAF-Cの違い

AF-SとAF-Cの違い

AF-S(シングルサーボAF)とAF-C(コンティニュアスAF)の違い

AF-Sは、シャッターボタンを押すたびにフォーカシングを行うモードです。被写体が動かない場合や、動きの遅い被写体を撮影するのに適しています。シャッター半押しでピントを合わせ、構図を決めた後にシャッターを全押しして撮影します。

一方、AF-Cは、シャッター半押し中にフォーカシングを継続するモードです。被写体が動いている場合や、動きの予測が難しい被写体を撮影するのに有効です。シャッター半押し中はフォーカスが追従し、シャッターを全押しした瞬間にピントが合います。

どちらのモードを選ぶかは、被写体の動きに応じて決まります。AF-Sは安定したピント合わせを求める静止した被写体に、AF-Cは動いている被写体や予測できない動きの被写体に最適です。

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