ミラーアップとは?一眼レフカメラでブレを防ぐ方法

ミラーアップとは?一眼レフカメラでブレを防ぐ方法

カメラの初心者

ミラーアップの意味を教えてください。

カメラ写真マニア

ミラーアップとは、一眼レフカメラでシャッターを切る前にミラーを上方に固定しておく動作のことです。

カメラの初心者

なぜミラーアップが必要なんですか?

カメラ写真マニア

ミラーの動作による振動を防止し、ブレのない写真を撮るためです。特にマクロ撮影などの振動の影響を受けやすい撮影で有効です。

ミラーアップとは。

一眼レフカメラで写真を撮る際、「ミラーアップ」という機能が使用できます。シャッターを押すと、ミラーが一時的に跳ね上がり、元の位置(45度)に戻ります。しかし、この動作による振動がマクロ撮影などで写真のブレにつながる場合があります。

そこで、ミラーアップ機能では、ミラーを事前に固定することで振動を防ぎます。

もともとミラーアップは、広角レンズを使用する際にミラーとレンズ後部が衝突するのを避けるために使用されていました。その後、広角レンズの設計が変更され、ミラーアップは不要になりました。しかし、ブレ防止のために再び復活したのです。

ミラーアップとはどういう機能?

ミラーアップとはどういう機能?

ミラーアップとは、一眼レフカメラでシャッターを切る前に、ミラーを跳ね上げて固定する機能のことです。通常、一眼レフカメラでは、シャッターを押すとミラーが下がって像がファインダーに表示され、その後また上がってシャッターが開きます。しかし、ミラーアップでは、シャッターを押す前にミラーを上げて固定することで、シャッターを切った際のミラーの振動によるブレを防ぎます。これにより、手持ち撮影や長秒露光時に安定したブレの少ない画像を撮影することができます。

ミラーアップの仕組み

ミラーアップの仕組み

ミラーアップは、一眼レフカメラでブレを防ぐ手法です。一眼レフカメラでは、通常、光はレンズからミラーを通り、ファインダーに反射されます。しかし、シャッターを切った瞬間にミラーが動くと振動が発生し、ブレの原因になります。

ミラーアップでは、シャッターを切る前にミラーを手動または自動で上げてしまいます。これにより、シャッターを切ってもミラーが動かなくなり、ブレを低減できます。ミラーアップは、三脚を使用せずに長時間露光で撮影したり、手持ちで望遠レンズを使用したりするときに特に有効です。

ミラーアップを使用するメリット

ミラーアップを使用するメリット

ミラーアップの利点ミラーアップを使用すると、ミラーをプレビュー時に反転させておき、シャッターを切るときにミラーが稼働しなくなります。これにより、ミラーによる振動が減り、ブレが防止されます。特に、望遠レンズや手持ち撮影など、振動の影響を受けやすい条件下で撮影する場合は、ブレを抑えてシャープな画像が得られます。また、ミラーアップを使用するとミラーショックによる振動が抑えられるため、シャッター音が小さくなります。野生動物の撮影や静かな環境での撮影でも、音による影響を最小限に抑えることができます。

ミラーアップを使用するデメリット

ミラーアップを使用するデメリット

-ミラーアップを使用するデメリット-

ミラーアップを使用すると、ファインダー像が暗くなる。ミラーが持ち上げられているため、光がファインダーに届かなくなるからだ。光量の少ない暗い場所では、ピント合わせや構図の確認が困難になる可能性がある。

さらに、ミラーアップからの復帰には時間がかかる。ファインダー像を確認するときは、ミラーが下がるのを待つ必要がある。このタイムラグが、素早い撮影や追従撮影に影響を与える場合がある。

また、ミラーアップ中はカメラの振動が増える。ミラーを動かすことで、わずかな振動が発生する。長秒露光などのときに、この振動が手ブレの原因になる可能性がある。

したがって、ミラーアップを使用する際には、暗さ、タイムラグ、振動の影響を考慮する必要がある。シーンや撮影目的に応じて、ミラーアップを使用するか否かを判断することが重要だ。

ミラーアップが効果的な撮影シーン

ミラーアップが効果的な撮影シーン

ミラーアップは、一眼レフカメラでブレを防止するために使用できる便利なテクニックです。ミラーアップが特に効果を発揮するのは、長秒露光が必要な撮影シーンの場合です。例えば、夜景、星景撮影、滝などの流れる水体の撮影などで用いられます。また、望遠レンズを使用する場合にも、カメラのブレの影響を受けやすくなるため、ミラーアップが有効です。さらに、マクロ撮影においても、カメラの振動による被写体ブレを防ぐのに役立ちます。

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