カメラで撮るオートブラケット撮影とは?

カメラで撮るオートブラケット撮影とは?

カメラの初心者

先生、オートブラケティングって何ですか?

カメラ写真マニア

オートブラケティングは、同じ被写体で露出を変えて複数の写真を連続的に撮影する機能だよ

カメラの初心者

なるほど。それで、コンタックス167MTが最初に採用したんですね

カメラ写真マニア

そうだね。特に分割測光が主流になってからは、オートブラケッティングを使った撮影が一般的になったよ

オートブラケティングとは。

写真の世界で「オートブラケティング」と呼ばれる機能があります。これは、同じ被写体を撮影する際に、露出を変えて連続した複数のコマを撮影できるものです。

オートブラケティングを利用すると、例えば1/3EVステップで通常露出、アンダー露出、オーバー露出の3枚を連続して撮ることができます。機種によっては、補正幅や撮影できる枚数が異なる場合があります。

オートブラケティング機能が最初に搭載されたのは、1987年発売のコンタックス167MTでした。特に分割測光が普及するようになってから、オートブラケティングによる撮影が一般的な手法となっています。

また、オートブラケティング以外にも、ストロボ光の強弱を変える「フラッシュブラケッティング」、ピント位置を微調整する「フォーカスブラケッティング」、デジタルカメラではホワイトバランスを切り替える「ホワイトバランスブラケッティング」、ISO感度を変える「ISO感度ブラケッティング」などがあります。

オートブラケッティングとは

オートブラケッティングとは

-オートブラケッティングとは-

オートブラケッティングとは、カメラが同じシーンを複数の露出値で撮影する機能のことです。これにより、写真家が特定のシーンの適切な露出値を見つけることができます。オートブラケッティングでは、カメラが通常露出、オーバー露出、アンダー露出などの異なる露出値で連続して画像を撮影します。撮影者は、撮りたい画面の明るさに応じて、ブラケットの範囲(露出値の差)と枚数を選択できます。

オートブラケッティングの仕組み

オートブラケッティングの仕組み

-オートブラケッティングの仕組み-

オートブラケッティングとは、露出の異なる複数枚の写真を連続して撮影する機能のことです。カメラは、シャッター速度や絞り値を調整することで、1回の撮影で露出の異なる3枚以上の画像を生成します。これにより、ハイライトからシャドウまで、さまざまな露出範囲の画像が得られます。

オートブラケット撮影では、通常、3枚または5枚の写真が撮影されます。各写真の露出ステップは、通常、1/3段または1/2段です。例えば、3枚の写真を撮影する場合、露出ステップは1/3段で、1枚目は標準的な露出、2枚目は-1/3段のアンダー露出、3枚目は+1/3段のオーバー露出となります。このようにして、さまざまな露出範囲をカバーし、被写体に応じて適切な露出の写真を選ぶことができます。

オートブラケッティングの歴史

オートブラケッティングの歴史

オートブラケット撮影の歴史は、1960年代にさかのぼります。当時、カメラは露出を調整するのが困難で、写真を明るくしたり暗くしたりするには手動で絞りやシャッタースピードを変更する必要がありました。

この煩雑さを解決するために、1965年にミノルタが初めてオートブラケッティング機能をカメラに搭載しました。これは、カメラが異なる露出で複数枚の写真を自動的に撮影し、その中から最適なものを選択するというものです。

その後、他のカメラメーカーもこの機能を搭載し、オートブラケッティングは広く普及しました。現在では、ほとんどのデジタルカメラとスマートフォンに搭載されており、露出を適切にコントロールするための重要なツールとなっています。

オートブラケッティングの種類

オートブラケッティングの種類

オートブラケッティングには、3種類あります。

-1. オートエクスポージャーブラケッティング (AEB)-
最も一般的なタイプで、露出のみを一段階ずつ調整できます。露出時間絞り、または両方を同時に調整できます。

-2. オートホワイトバランスブラケッティング (AWB)-
ホワイトバランスを調整し、さまざまな照明条件下で自然な色再現を確保できます。通常、ケルビン単位で調整されます。

-3. オートフォーカスブラケッティング (AFB)-
被写界深度を制御し、ピントがずれたりぼやけたりするリスクを軽減します。焦点を前へまたは後ろへシフトさせて、複数の画像を撮影できます。

オートブラケッティングの使い方

オートブラケッティングの使い方

-オートブラケッティングの使い方-

オートブラケット撮影を活用する手順を以下にご紹介します。

1. -露出補正モードの設定-カメラの露出補正ダイヤルまたはメニューから「BKT」または「ブラケット」モードを選択します。
2. -ブラケットステップの選択-同じシーンで異なる露出値で撮影できるブラケットステップ(例0.3EV、0.7EV)を選択します。-ステップが大きいほど、露光の差が大きくなります。-
3. -ブラケットショット数の決定-1枚から9枚のブラケットショットを撮影できます。シーンに応じて、3~5枚が一般的です。
4. -シャッターの半押し-露出を測定するシャッターボタンを半押しします。
5. -ブラケット撮影の実行-シャッターボタンを完全に押すと、選択したブラケットステップで自動的に連続して撮影されます。

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