看護師の転職におすすめの時期はある?
「看護師として経験を積んでいく中で、おすすめの転職時期はいつですか?」
「看護師の転職におすすめの時期はありますか?」
「月別の転職時期はいつがベスト?」
看護師の転職時期を理解するためには、まず上記の3つのタイミングを理解することが大切です。
一言でいうと、転職に最適な時期は1月~12月で、選ばれやすい時期は月初・月中・月末のいずれかです。それぞれを理解することで、転職に適した時期を見極めることができます。
思いついた瞬間に転職活動を進めたいところですが、その後のことも考えて3つの時期を冷静に見極めることをおすすめします。
次に、パターン別におすすめのタイミングをご説明します。
おすすめの看護師転職のタイミング
看護師のキャリアプランにおいて、まず考えなければならないのが転職のタイミングです。結論から言うと、入職後すぐに転職するのはおすすめできません。
理由はどうであれ、採用担当者に「入社してもすぐに辞めてしまうのではないか?」という印象を与えてしまい、転職活動が難しくなる可能性があります。
そのため、キャリアプランで推奨されているのは、入職後5年~10年の間です。
看護師として5年程度経過すると、プリセプターや人によってはエルダーなど、責任あるポジションを任される機会も増え、一人でこなせる仕事の幅も広がってきます。もちろん、まだまだ勉強して経験を積める時期でもあります。
雇う側からすれば、即戦力になるし、経験年数もあり、これから伸びていくだろうとプラスに捉えられることが多いです。
ただし、勤続10年での転職は注意が必要です。ベテランといえる年齢に達しているため、まだまだ求められる分野はあるものの、仕事に必要な新しい知識を吸収することが難しい場合があります。
そのため、とにかく転職成功率を上げたいのであれば、これまで培ってきた知識を存分に活かせる診療科や老健などの病棟への転職を検討しましょう。
看護師の転職が難しい時代です。しかし、看護師は慢性的な人手不足のため、他の職種に比べると通年で転職が可能です。
ただし、4月~6月(年度初め~初夏)は避けた方が無難です。
理由は以下の通りです。
求人数が少ない傾向にあるから
看護師の求人数は年度末にかけて増え続け、4月以降は減っていきます。4月以降は多くの新卒・既卒者が入職することが予想されるため、病院側の採用ニーズが少なくなります。
求職者数が増えるから
求人数と反比例して求職者数が増えているようです。3月末以降に心機一転を図る看護師が多いためです。
看護師側では、3月に転職する看護師の離職が最も多いです。4月、5月は退職後に仕事を探す人が多いため、競争率はやや高くなります。
ただし、4月から6月にかけて転職活動を始める場合は、予想以上に時間がかかる可能性があるので注意が必要です。