読者の中には、
「私、コーナーリングが苦手」
「どうしても曲がるとき怖い」
「レースのコーナーの立ち上がりで引き離される」
という方がおられると思います。
こういう方は 初心者に特に多く、様々な方にお話を伺ったところ、苦手な人には共通して一つの誤った認識があることに気づきました。
それは、「曲がっている最中にブレーキを握っている」ということです。
結論から言います。
プロや上級者は、コーナーリングの最中にブレーキを握っていません。コーナーに入るころには握り終えているのです。
つまり、コーナーが見えたら少しずつブレーキを握って減速し、コーナーに入るころにはブレーキレバーは握っていません。
では、コーナーリングの最中は何をしているのかというと、
「加速」しているのです。
実は、コーナーというのは「スピードを落とすところ」ではなく、むしろ「スピードを上げるところ」なんです
スピードは、コーナーの手前で落とし終えていなければなりません（染みついてほしいので何度でも言います（笑））
なぜ、コーナーリングで加速するのかを一言でいうと、慣性の法則が働くからです。
中学生の理科で習ったことの応用ですね（笑）
この記事はあくまで自転車の記事なので慣性の法則の解説はしません
なので、この記事を読んでくださった皆さんは、これからはブレーキはコーナーの手前で握り終え、曲がっているときはどのタイミングでどう加速するかを考えるようにしてください。
最初は慣れないので難しくて当然です。
そこでめげずに頑張って続けて練習してください。
応援してます。