ドローンの録画機能「DVR」の徹底解説
ドローン初心者
DVRってなんですか?
ドローン研究家
DVRとは、機体側のFPVカメラやFPVゴーグル側についている録画機能のことだよ。飛行映像などを記録できるんだ。
ドローン初心者
機体側とゴーグル側両方にあるんですか?
ドローン研究家
そうだよ。機体側のDVRは映像を記録し、ゴーグル側のDVRは記録した映像を再生したり、設定を変更したりできるんだ。
DVRとは。
「DVR」は、FPVカメラやFPVゴーグルに装備されている、録画機能の名称です。
DVRとは何か?
-DVRとは何か?-
DVR(Digital Video Recorder)とは、映像をデジタル形式で録画する装置です。カメラなどから映像信号を受信し、ハードディスクやSSDなどのストレージに記録します。録画した映像は、再生したり、クラウドサービスにアップロードしたり、他の機器に転送したりすることができます。ドローンでは、機体に搭載されたカメラからの映像を録画するために使用されます。
DVRの種類
DVRの種類
DVRは、機能や用途に応じてさまざまな種類があります。最も一般的なタイプには、以下のものがあります。
* -スタンドアロンDVR- ドローン本体に取り付けられ、録画に使用される独立したユニットです。コンパクトでポータブルなため、旅行や野外での使用に適しています。
* -内蔵DVR- ドローン本体に組み込まれており、コンパクトで軽量な設計になっています。通常、スタンドアロンDVRよりも低コストですが、容量や機能が制限される場合があります。
* -クラウドDVR- 録画されたフッテージがクラウドサーバーに送信され、インターネット経由でアクセスできるシステムです。大容量のストレージを提供しますが、安定したインターネット接続が必要となります。
* -混合DVR- スタンドアロンDVRとクラウドDVRの機能を組み合わせたシステムです。録画データをローカルに保存すると同時に、クラウドにもバックアップできます。これにより、データの冗長性と柔軟性が向上します。
機体側のDVR機能
機体側のDVR機能は、ドローン本体に搭載されたストレージに録画を行います。この機能は、機体の性能に依存するため、すべてのドローンで利用できるわけではありません。機体側のDVRを使用する利点は、録画データが外部のデバイスに依存しないため、外部デバイスと接続する必要がなく、また転送速度も速い点です。ただし、機体のストレージ容量が限られているため、長時間録画する場合には注意が必要です。また、機体側に録画データが保存されるため、機体を紛失または破損すると録画データも失われます。この機能は、短時間録画や機体を頻繁に交換する用途に適しています。
FPVゴーグル側のDVR機能
FPVゴーグル側のDVR機能は、その名の通り、FPVゴーグルに内蔵された録画機能のことです。この機能は、FPV飛行中の映像をゴーグル上に直接録画することが可能であり、利便性に優れています。FPVゴーグル側のDVR機能を利用すれば、飛行中の風景や飛行操作の軌跡などを、後から手軽に見返すことができます。
また、FPVゴーグル側のDVR機能は、飛行中のトラブル発生時に録画映像を確認できるという点でも大きなメリットがあります。例えば、機体が墜落した場合、録画映像から原因を分析したり、操縦ミスを改善したりすることに役立てることができます。
DVRの使用方法
DVRの使用方法
ドローンの録画機能「DVR」を使用するには、まずドローンの本体にmicroSDカードを挿入します。このmicroSDカードは録画データの保存に使用されます。次に、ドローンのコントローラーの録画ボタンを押して録画を開始します。録画中にドローンのカメラの角度や向きを変更したい場合は、コントローラーのジョイスティックまたはトリムボタンを使用します。録画を終了するには、再びコントローラーの録画ボタンを押します。
録画した動画は、microSDカードからコンピュータやスマートフォンに転送できます。転送方法は、機体によって異なる場合がありますので、ドローンのマニュアルを参照してください。また、一部のドローンでは、録画した動画をWi-Fi経由でスマートフォンに直接ダウンロードすることもできます。