高芽とりでデンドロビウムを増やそう
ガーデニングを始めたい
先生、『高芽とり』という用語について教えてください。
ガーデニング研究者
はい。『高芽とり』とは、デンドロビウムなどで行われる増殖方法のことです。節から伸びた高芽と呼ばれる若い茎を切り取り、発根させてふやす方法です。
ガーデニングを始めたい
高芽は花芽にならない葉芽なんですね。
ガーデニング研究者
その通りです。高芽を水ゴケで包み、湿らせておくと細い根が出てきて、それが成長して新しい株になります。
高芽とりとは。
「高芽とり」とは、植物の節から発生した高芽（花芽に変化しない葉芽）を取り外し、細い根を水苔で包んで発根させて増殖させるガーデニングの手法です。特に、デンドロビウムにおいて広く行われています。
高芽とりとは
の「高芽とりとは」では、デンドロビウムの高芽とりの概要が説明されています。デンドロビウムの高芽とは、親株の茎から生える小さな芽のことです。この高芽は別株として独立させることができ、増殖に利用できます。高芽とりは、デンドロビウムを増やすための有効な方法の一つです。
高芽とりの方法
高芽とりでデンドロビウムを増やすための重要なステップである「高芽とりの方法」について説明します。高芽とは、デンドロビウムの茎の節から生える小さな芽のことです。この高芽を採取して根を出させることで、新しいデンドロビウムの株を増やすことができます。
高芽を水ゴケで包む
デンドロビウムの高芽を分ける際に重要な作業が「高芽を水苔で包む」ことです。この作業を行うことで、高芽が新しい根を伸ばしやすくなり、独立した株として育つための環境を整えます。
水苔は保水性と通気性に優れ、高芽の根を保護しながら適度な水分を保つことができます。高芽を水苔で包む際は、軽く湿らせた水苔を握り、高芽を包み込むように被せます。水苔の量は多すぎず、少なすぎず、高芽の根が透けて見える程度に調整しましょう。水苔が乾いたら、霧吹きなどで適宜水分を与えてください。
発根を促す
発根を促す
高芽 tomadoki の発根を促進するには、いくつかの方法があります。最も一般的な方法は、湿度を保つことです。発根中は、高芽を霧吹きで湿らせて、空気中に水分を漂わせましょう。また、発根促進剤も使用できます。これらの製品は、発根ホルモンが含まれており、根の形成を助けます。
さらに、明るい日陰で高芽を取っておくことも重要です。直射日光は根を傷める可能性がありますが、十分な光がないと発根が遅くなります。最後に、高芽が乾きすぎないように注意しましょう。土が乾いてきたら水をやり、過湿にならないように気をつけましょう。
株分けをする
高芽とりでデンドロビウムの増やし方の一つに株分けがあります。これは、密集し始めた複数の株を個々に分けることで、それぞれの株が十分なスペースを得て健やかに成長できるようになります。株分けを行う際は、成長点が傷つかないように丁寧に行うことがポイントです。古くなった株や病害虫に侵された株を分ける際には、健全な部分から切り取って新しい株として育てましょう。株分けをした後、各株を新しい用土に植え替えると、デンドロビウムを効率的かつ効果的に増やすことができます。