冬の乾燥肌とかゆみの原因と対策!正しいファンデーションと化粧水を選んで肌質改善!

冬になると乾燥して肌がカサカサ、かゆくなることはありませんか?辛い冬の乾燥肌は、放っておくとひどくなり、しわの原因になってしまうこともあります。

そこでファンデーションと化粧水を工夫して、早めの対策をとりましょう。冬の乾燥肌を改善する方法を、詳しくご紹介します。

冬のかゆい肌は乾燥が原因

冬になると肌がカサカサかゆくなる、という人は多いですよね。この冬のかゆみ肌は、乾燥により肌の皮脂が減少することが原因です。乾燥や外からの刺激から肌を守るため、肌には皮脂膜というバリアがあります。

ところがこの皮脂膜は、冬の乾燥によりダメージを受けやすく、皮脂膜がダメージを受けることで乾燥肌を促進させてしまうのです。冬は気温が下がるため、寒さで汗が出なくなるので、肌の表面はさらに水分不足になります。

冬は特別なケアをして、乾燥肌対策をすることが必要なのです。

かゆみを改善する対策

冬の乾燥肌を防ぎ、かゆみを改善するコツは、化粧水での保湿と、日中のベースメイクになるファンデーションの工夫です。肌にしっかりと水分を閉じ込めるように、きちんとケアしていきましょう。

1、高保湿な化粧水選び

化粧水は何でも良い、というのは間違いです。季節に応じて、肌質に合った化粧水選びをすることが大切。冬の乾燥肌には、とくに高保湿な化粧水を選ぶのが効果的です。化粧水を購入する時には、配合されている保湿成分に注目しましょう。

効果的な成分

・セラミド

セラミドは、肌の角質層の細胞同士を脂質でつなぎとめる役割をしてくれます。セラミドで肌の角質層を整えることで、水分や潤いが逃げていかなくなるのです。

・ヒアルロン酸

肌に与えた水分を、しっかりと閉じ込めてくれる働きをするのがヒアルロン酸です。トロリとしたテクスチャーで、肌をしっとりと保ってくれます。

・コラーゲン

肌のハリやみずみずしさをキープするために欠かせないのが、コラーゲンです。加齢とともにしわが出てきた肌にも潤いを与え、ピンとハリを持たせることができます。

・レシチン

レシチンとはグリセリン脂質の一種で、動植物すべての細胞中に存在します。皮膚への浸透性を向上させる効果があるので、与えた水分を奥までぐんぐん浸透させてくれるのです。

表面だけでなく肌の奥の真皮層まで潤いを与えるには、レシチンの成分が効果的です。

避けたい成分

・アルコール

アルコールが入った化粧水は、スーッとして気持ちが良いですが、肌の水分を蒸発させてしまうことがあります。せっかく潤いを与えても、蒸発させてしまっては乾燥肌を招いてしまうので、アルコールフリーの化粧水を選びましょう。

・香料

乾燥した肌は、とても敏感で刺激を受けやすくなっています。香料が入った化粧水は良い香りがしますが、肌をヒリヒリさせてダメージを与えてしまうこともあります。敏感肌の人は特に、無香料の化粧水がおすすめです。

・ビタミンC誘導体

シミや美白に効果的なビタミンC誘導体ですが、ビタミンCの特性として、刺激が強く皮脂の分泌量を低下させてしまうというものがあります、浸透型のビタミンC誘導体であれば問題ありませんが、特に乾燥が気になる場合は、保湿に重点を置いた方が良いでしょう。

シミが気になる夏はビタミンC誘導体、乾燥が気になる冬は高保湿成分というように、季節に応じて肌に与える成分を工夫することが大切です。

2、化粧水の正しいつけ方

高保湿の化粧水を選んでつけていても、間違ったつけ方をしていると、肌に浸透しないこともあります。肌に水分を染み込ませるため、正しいつけ方で化粧水をつけましょう。

・コットンよりも手でつける

コットンを使って化粧水をつける方法も、もちろん間違いではありません。けれどコットンでつけるとついこすってしまい、肌にダメージを与えてしまうことがあるのです。そのため、手で優しくつける方がベター。

まずは手のひらに化粧水をなじませて体温で温め、それを肌になじませていきます。手のひらで顔全体に化粧水を伸ばしていき、乾燥しやすい箇所から順につけていきましょう。

目元や小鼻などの細かい部分にも、指の腹を使って丁寧につけていくのがポイントです。

・しっかりと押さえ込む

化粧水を顔全体につけたら、両手を使ってハンドプレスします。ハンドプレスというのは、手の温度で肌に化粧品の成分を浸透させることです。両手の手のひらで顔全体を包み込み、10〜15秒ほど手のひらでぐーっと押し込むようにプレスします。

化粧水の成分をより奥まで浸透させることができ、十分に保湿することができるのです。ハンドプレスの後、肌に手のひらが吸い付くような感触があれば、しっかりと保湿できているサインです。

3、乾燥肌向けのファンデーション選び

乾燥肌が気になる時は、ファンデーションの成分にも気をつけましょう。保湿成分の多いファンデーションを使うことで、潤いを長時間保ってくれるのです。

・パウダーファンデーション

パウダーファンデーションは乾燥肌を悪化させるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、最近では保湿成分に優れたパウダーファンデーションが増えています。

また、リキッドやクリームのファンデーションに比べて、肌に負担をかけず、落としやすいのも嬉しいポイントです。乾燥肌で敏感になっている肌には、肌に優しいパウダーファンデーションが良いでしょう。

・ミネラルファンデーション

天然の成分をたっぷりと使用したミネラルファンデーションは、肌に優しく保湿成分も含まれています。肌への刺激を心配しなくて良いので、乾燥肌で刺激を受けやすくなっている肌には最適でしょう。

・クリームファンデーション

頑固な乾燥肌には、とにかくしっとり感を与えてくれるクリームファンデーションがおすすめです。とろりとしたテクスチャーで、肌にもしっかりと密着します。

潤いを閉じ込めて、隠したい部分もしっかりカバーしてくれるでしょう。ただ、落ちにくいという特徴があるので、クレンジングは優しくしっかりと行いましょう。

4、洗顔・クレンジングは優しく

乾燥肌を悪化させる原因として、洗顔の時にゴシゴシとこすってしまうことが挙げられます。日中のメイクや汚れをしっかりとオフするのは大切なことですが、こすってしまうと肌にさらにダメージを与え、乾燥肌を促進させてしまうのです。

肌にとって必要な皮脂を残しながら汚れをきちんと落とすには、しっかりと泡立てた泡で洗う、泡洗顔がおすすめです。100円ショップなどで売っている、泡立てネットを使えば、誰でも簡単にたっぷりの泡を作ることができます。

少し面倒と感じるかもしれませんが、このふんわりとした泡で洗顔することによって、肌に刺激を与えず、しっとりと洗い上げることができるのです。

5、かゆみ止めのクリームを使用する

どうしてもかゆみがおさまらずに苦しい場合は、かゆみ止めのクリームを使用すると良いでしょう。かゆみ止めクリームをつけることで肌の炎症が治まり、乾燥肌を治療してくれます。

保湿成分が配合されたものを選ぶことで、肌をしっとりとさせてくれるでしょう。

まとめ

冬のかゆい乾燥肌は、とても苦しいですよね。「掻いてはダメ!」と思って我慢することで、さらにストレスになってしまうこともあります。なるべく乾燥肌のことを考えずにリラックスし、しっかりと保湿できる成分を毎日与えるようにしていきましょう。

できるだけストレスを溜めずに、できることから始めてみるのが良いですね。 冬でもしっとり潤いのある肌でいれば、もっと自分に自信が出て、毎日がキラキラと輝くでしょう。ぜひ今日からできることを始めてみてくださいね!

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