ひどい肩こりと頭痛を自然に解消!薬に頼らないでストレッチとツボ押しで効果的に解消!

肩こりがずっと治らない、ひどい肩こりのせいで頭痛がする、などの症状を抱えてはいませんか?肩こりはひどくなると体の不調を招くこともあるので、気をつけて改善していきたいですよね。

ひどい肩こりに効くストレッチ、手軽にできるツボ押しで、自然に肩こりを解消する方法をご紹介します。

肩こりは頭痛などの体の不調を招く

肩こりが続くと体が重くなり、さらには頭痛を引き起こすことがあります。それは、ひどい肩こりによって首の動脈を圧迫するようになってしまい、血流が悪くなってしまうからです。

ひどい肩こりになると、脳が酸素不足になり、めまいが起こり、人によっては吐き気や目の奥の痛みが出てくる場合もあります。完全に悪くなってしまう前に、早めに肩こりを解消するように心がけましょう。

肩こりの原因とは?

肩こりの原因は色々と考えられますが、主に下記のものがあります。

  • 筋肉の疲れ
  • 目の疲れ
  • 悪い姿勢や一定の姿勢
  • ストレス
  • 寒さ

同じ姿勢でパソコンに向かう仕事、精神的なストレスを抱えている場合は、肩こりが起こりやすくなるでしょう。また、寒さから冷え性になり、肩こりを引き起こしている場合もあります。

ゆっくりお風呂につかる、首筋を温めるなどの工夫をすることで、痛みやコリを和らげることができるでしょう。

肩こりを解消するストレッチとツボ押し

肩こりを解消するのに効果的なストレッチ、ツボ押しをご紹介します。

スキマ時間に簡単にできるものばかりなので、ぜひ今日から気軽に始めてみましょう!

1、猫背の人に効く!肩甲骨ほぐしストレッチ

  1. まずは両腕を直角に曲げて、上に突き上げるような状態にします。
  2. 両腕を上にあげたまま、肩甲骨を意識して、肩をぐーっとおろします。
  3. おろした状態で10秒ほどキープします。これを10セットほど行いましょう。

2、デスクワーク中にできる!肩甲骨はがしストレッチ

  1. 頭を横に傾けるようにしながら、耳を肩にぐーっと近づけていきます。この時、肩は上げずにリラックスした状態にします。
  2. 肩に耳を近づけた状態で20秒ほどキープします。
  3. その状態のまま、首をひねって目線を肩に向けるようにします。肩甲骨がぐーっと引っ張られる感覚です。
  4. 反対側も同様に行い、これを何セットか繰り返しましょう。

3、鎖骨ほぐしストレッチ

  1. まず、左手を右の鎖骨に添えるようにして、足は肩幅に開いて立ちます。
  2. 右腕を斜め下にまっすぐに下げ、ゆらゆらと左右にゆっくりと振りましょう。これを10回ほど行います。鎖骨が動いてほぐれる感覚です。
  3. 今度は右手を左の鎖骨に添え、同じようにストレッチを行います。

4、首の前倒しストレッチ

  1. 背筋を伸ばした状態で、頭の後ろで手を組みます。座った状態でも立った状態でも構いません。
  2. 息をゆっくりと吐きながら、体を丸めるようにして手で首を前に押していきます。首の筋を伸ばすようにして、前にぐーっと倒していきます。
  3. ゆっくりと起き上がり、体の力を抜いて深呼吸します。

5、体ひねり&肩甲骨を浮かせるストレッチ

  1. まず椅子に座った状態で、体を左向きにひねります。左手で背もたれの上側をつかむようにすると良いでしょう。
  2. 肩甲骨が内側に寄り、背骨の近くで浮き上がるのを感じられると思います。そのままの状態で10秒ほどキープします。
  3. 力を抜いて元の状態に戻り、反対側も同様に行いましょう。

6、腕と肩の大まわしストレッチ

  1. 1、座った状態で両手を肩におきます。この時両ひじがくっつくようにして寄せましょう。
  2. 2、そのひじをゆっくりと上にあげ、顔の前を通って行くようにして後ろに回しましょう。できるだけ大きな動きで後ろに回すようにすると、より効果が上がります。
  3. 3、10回ほど回したら、今度は反対周りの前回しも行いましょう。

7、肩のツボ「肩位(けんせい)」

肩こりによく効くツボとして知られているのが、肩位(けんせい)というツボです。後頭部の中央から首、背中にかけて手で辿っていった時、少し出っ張っている部分があります。

この出っ張りから肩の先端を結んだ時、その真ん中にあるのが肩位(けんせい)です。

このツボを見つけたら、人差し指と中指を一緒にしてツボをぐーっと押しましょう。 グリグリと回すのではなく、垂直に下に下ろすような感じです。

3秒ほど押して3秒離すということを繰り返すと、より効果があります!

8、うなじのツボ「風池(ふうち)」

風池(ふうち)は、首の後ろのうなじの少し上の部分にあります。耳の後ろに出っ張った骨があるのですが、それと首の太い筋肉との間の髪の生え際に、凹んでいる部分があり、風池(ふうち)はそこにあります。

風池を押す時は、親指をツボにあて、他の指で頭を支えるようにしながら、気持ち良いと感じるくらいの強さでぐーっと押しましょう。この時、頭の中心に向かって押すように意識し、3秒ほど押して3秒離すということをくり返しましょう。

9、しびれを緩和する「肩中癒(けんちゅうゆ)」

肩こりがひどくなり、しびれを起こしてしまう人も多いでしょう。そんな時には背中のツボ、肩中癒(けんちゅうゆ)を押すのが効果的です。肩中癒(けんちゅうゆ)は、頭を下に向けた時に背中に突き出る骨の部分から、親指一本くらい下に下がったところにあります。

この肩中癒というツボは、自分の指で押すことが難しいので、便利なツボ押しグッズなどを使って押すのがオススメです。

指で押す時には、中指などを使って押すと押しやすいです。肩こりによる痺れや吐き気、めまいなどに効果があると言われています。

肩こりから起こる頭痛に効くツボ

肩こりによって体の血行が悪くなり、頭痛が起こることがよくあります。そんな肩こりからくる頭痛に効くツボをご紹介します。

1、首の後ろのツボ「天柱(てんちゅう)」

天柱(てんちゅう)というツボは、自律神経系の症状、どんなタイプの頭痛にも効くと言われているツボです。場所は首の後ろの髪の生え際で、2本の太い筋の外側にあるくぼみにあります。

この天柱というツボを指で押して見ると、少し痛みがあると思います。このわずかな痛みが生じることで、頭への血流が良くなり、目がさえてくるような感覚があるのです。

ぐーっと押して、3秒ほど押して3秒離すということを繰り返すことで、徐々に頭痛が和らいでいくでしょう。

2、頭痛に効果的な「眉衡(びしょう)」

美容のツボとも言われている眉衡(びしょう)は、肩こりからくる頭痛にも効果的です。眉衡は眉頭からまっすぐ上に行き、髪の生え際の少し上のあたりにあります。ツボは左右対称両方にあり、押す時は両方押すと良いでしょう。

おでこのたるみやおでこのしわにも効くと言われており、頭痛だけでなくアンチエイジングも期待できそうです。指でぐーっと押すことによって、頭痛から解放され、次第に若々しい印象になれるかもしれません。

目を閉じてリラックスしながら行うことで、さらに頭痛に効果があるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?肩こりは放っておくと体全体に影響し、健康だけでなく美容にも悪い影響を与えてしまいます。忙しい日常だからこそ、気をつけて空いた時間にストレッチやツボ押しをして、体のメンテナンスをすることが必要です。

休みの日には自分の好きなことをして思いっきり楽しむためにも、常に肩こりとは無縁の軽い体でいられるようにしたいですよね。毎日の習慣の中にちょっとしたストレッチやツボ押しを取り込むことで、より健康的な体を目指しましょう!

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