ひどい生理痛を食べ物と飲み物で緩和!薬に頼らない方法を試して健康な生活を手に入れよう!

女性にとってつらい生理痛。毎月生理痛がひどいという人は、なんとかして緩和したいと思いますよね。薬で抑える方法もありますが、やはり自然の力で改善したいものです。

そこで今回は、つらい生理痛を緩和させる食べ物、飲み物をご紹介します。ハーブティーや大豆製品を食生活に取り入れるだけで、驚くほど痛みが緩和されるので、ぜひ試してみてくださいね!

生理痛は食べ物、飲み物で緩和できる!

女性にとってつらい生理痛。赤ちゃんを産み、育てるために必要不可欠な生理ですが、痛みやだるさなど、女性にとっては頭を悩ませる存在でもあります。 生理痛の原因は「プロスタグランジン」という物質が大きく関わっており、この成分が生理中に多く分泌されることによって、生理痛は起こります。

血管の収縮により身体の冷えが起こり、代謝が悪くなり、その結果生理痛が起こるのです。 生理痛を緩和するためには、身体を温めることが非常に大切。食べ物、飲み物を意識して変えることで、身体を内側から温めることができます。

身体を冷やさない食べ物、飲み物をきちんと知っておき、毎日の食生活に効率よく取り入れてみましょう!

体を温める食べ物

1、大豆製品(イソフラボン)

日本人にとって身近な存在である、大豆製品。大豆にはイソフラボンという成分が含まれており、このイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをするため、ホルモンバランスを整えてくれるのです。

大豆製品はダイエットや美肌にも効果的なので、美容のためにもぜひ摂取したいですね!
  • 豆腐
  • 納豆
  • 豆乳
  • 味噌

2、発酵食品

乳酸菌がたっぷりと含まれている発酵食品は、微生物(善玉菌)の力で発酵されている食品です。「発酵食品は身体に良い」という認識がある人は多いと思いますが、実は身体を温める働きもあるのです。

また、「短鎖脂肪酸」という成分が腸の壁を刺激するので、スッキリと便通が良くなります。発酵食品を食べることで免疫力が上がり、代謝もアップするので、自然に健康的な身体に導きます。

良いことづくしの発酵食品は、女性が美しくなるために欠かせない食材なのです。

  • チーズ
  • キムチ
  • 納豆

3、冬野菜と根菜類

冬野菜、根菜類は、食べることで身体を中からポカポカと温めてくれる働きがあります。

野菜は身体に良いですが、種類によっては身体を冷やしてしまうので、生理中は気を付けましょう。
  • ごぼう
  • にんじん
  • 生姜
  • ネギ
  • 白菜

4、食物繊維

現代人に不足しがちと言われている食物繊維。不足することで便秘になるだけでなく、身体の中の血液や水分の循環が悪くなり、生理痛を悪化させてしまうのです。

根菜類にも食物繊維は多く含まれていますが、わかめなどの水溶性食物繊維を多く摂ることも大切です。色々な食材から、不水溶性食物繊維、水溶性食物繊維をバランスよく摂りましょう。

水溶性食物繊維

  • こんにゃく
  • わかめ

不水溶性食物繊維

  • きのこ
  • 穀類
  • 根菜類

5、ビタミンE

ビタミンEは、不妊を解消するビタミンとも言われているほど、女性ホルモンの分泌を調整してくれる栄養素です。そのため、生理不順、生理痛なども緩和してくれるのです。

若返り、皮膚の再生力アップも促すので、ビタミンEは美容のためにも欠かせない成分です。
  • アーモンドなどのナッツ類
  • アボカド

6、鉄分

鉄分が不足すると、貧血が起こります。生理では当然血液を失うわけですから、貧血になりやすくなりますよね。めまいやふらつき、だるさなども、鉄分の不足が原因なのです。

鉄分を含む食べ物を摂取して、血液、酸素不足を解消することで、痛みは和らぎます。
  • プルーン
  • レバー

体を温める飲み物

身体を冷やさないためには、飲み物で冷えを解消することも効果的です。女性ホルモンのバランスを整え、特に生理痛に効くと言われている飲み物をご紹介します。

・ラズベリーリーフティー

ハーブティー全般は、自然の力で生理痛を緩和するのに効果的で、中でもラズベリーリーフティーは、生理痛の痛みを緩和してくれるのでぜひ飲みましょう。 妊娠中に飲むことで、陣痛を和らげる、身体の回復を促すとも言われています。

蜂蜜を入れることで飲みやすくなり、蜂蜜の栄養で元気になれるのでおすすめです。

・ローズヒップティー

豊富なビタミンが含まれているローズヒップティー。特にビタミンCが豊富なので、生理痛を緩和してくれます。ローズヒップは別名「ビタミンの爆弾」とも呼ばれており、ビタミンA、B、C、D、E、Kがたっぷり。

生理中はむくみがちになりますが、この豊富なビタミンが利尿効果を促してくれるので、むくみが解消されるのです。

・カモミールティー

カモミールティーは、精神を安定させる働きがあると同時に、胃腸の調子を整え、身体を温めてくれます。生理中は不安、イライラが起こりやすく、ホルモンのせいで意味もなく悲しくなることがあります。

カモミールティーを飲むことで、それらを解消し、リラックスした気持ちになれるでしょう。

・ペパーミントティー

ペパーミントといえば、スーッとした清涼感、ガムなどを思い浮かべる人が多いと思います。このスーッとする成分は、ペパーミントに含まれている「メントール」という成分の働きです。

生理痛による頭痛、痛みを和らげ、気分もリフレッシュすることができるでしょう。

・ごぼう茶

身体を温める効果のあるごぼう茶は、ダイエットや若返りにも効果的。少し飲みにくいですが、便秘解消には効果てきめんです。

・ジンジャーティー

身体を芯から温める生姜は、ジンジャーティーで飲むと手軽に摂取できます。蜂蜜を入れるとさらに飲みやすくなるでしょう。

・ココア

冬になると飲みたくなるココア。ココアにはマグネシウムがたくさん含まれているので、自律神経を整え、冷え性を改善してくれます。また、生理中に必要な鉄分の吸収を助けてくれる効果も。

温かいココアを飲みながら、部屋でゆっくりすると、生理痛もおさまるでしょう。

・麦茶、麦芽飲料

日本人にとって馴染み深い、ミネラルたっぷりの麦茶、麦芽飲料も生理痛を緩和するのに効果的です。麦芽は冷えに良い漢方として知られており、消化を促す効果もあります。 豆乳に麦芽が含まれているものは、イソフラボンも一度に摂れるのでおすすめです。

身体を冷やす食生活を避けよう

生理痛の緩和には、身体を温めることが大切です。ですから身体を冷やしてしまう食べ物、飲み物は避けた方が良いでしょう。夏の暑い時期には、キンキンに冷えた飲み物が欲しくなりますが、冷たい飲み物の摂りすぎは冷えにつながります。

生理中は特に、身体を冷やす食べ物、飲み物は避けるようにしましょう。

・白砂糖

生理中は、無性に甘いものが食べたくなるという人も多いでしょう。けれど、甘いお菓子に含まれている白砂糖は、身体を冷やしてしまいます。冷たくて甘いアイスクリーム、チョコレートなどは、生理中には避けましょう。

・夏野菜(トマト、きゅうり)

冬野菜は身体を温めることをご紹介しましたが、夏野菜は逆に身体を冷やしてしまいます。トマト、きゅうりなどのさっぱりした夏野菜は、身体を冷やす働きがあるので、生理中は避けた方が良いですね。

・カフェイン

コーヒー、紅茶などに含まれているカフェインには、血管を収縮させる働きがあり、全身の血の巡りを悪くしてしまいます。その結果身体を冷やしてしまい、生理痛が悪化してしまうのです。

生理中はなるべくカフェインを避けるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?つらい生理痛を緩和するには、身体を芯から温めることが必要です。ハーブティーの中でもビタミンが多く含まれているもの、リラックス効果の高いものを飲むことで、気分もゆったりと、余裕が生まれます。

食事は昔ながらの和食にすることで、大豆製品や根菜、野菜をたっぷりと摂取することができます。 身体を温めることで、生理痛だけでなく便秘や肌荒れなども解消され、より美しくなることができます。 ぜひ今日から意識してみてくださいね!

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