思春期ニキビの正しいケア!原因を洗顔料と化粧水で解決して運動で効果的に治しましょう!

思春期になってからニキビがたくさんできた!と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。ニキビをなんとか治そうと、専用の洗顔料や化粧水を試しているのに効果がない! と落ち込んでいる人、実はその選び方、治し方が間違っているのかもしれません。思春期ニキビの原因と正しい治し方をしっかりとご説明いたします。

思春期ニキビの原因とは?

10代の思春期にできるニキビ、それが思春期ニキビです。おでこ、鼻、あご、ほおなど顔にできてしまうことが多いので、恋愛もしたい、青春真っ盛りの人には本当に悩みですよね。そんな思春期ニキビの原因を知ることで、効果的な治し方が分かります。

成長ホルモンの影響

成長ホルモンというのは、10代の男女共に、大人の体へと成長するために分泌されるホルモンのことです。このホルモンが分泌されることで、子供っぽい体型から大人っぽい体型へと変わってきます。 体型だけでなく、体の中の組織を成熟したものに変化させる、とても重要なホルモンです。

ただこの成長ホルモンの影響で、皮脂の分泌が盛んになり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。 成長ホルモンが皮脂腺を刺激することで、皮脂が過剰分泌され、その結果ニキビができてしまうのです。

洗顔のしすぎ

ニキビが気になっている人は、たいていしっかりと洗顔をしていると思います。けれど洗顔を1日に何度も行う、ゴシゴシこすって洗っているという場合、洗顔のしすぎにより余計にニキビを招いているかもしれません。

肌にはある程度の皮脂が必要なのですが、ゴシゴシ何度も洗顔することによって、肌は乾燥してしまいます。こうして肌が乾燥すると、肌の奥では「皮脂が足りない!もっと皮脂を作らなきゃ!」という指令を出します。 こうして過剰な皮脂を作り出すことになり、ニキビができてしまうのです。

市販の洗顔料や化粧水では治らない?

ニキビをなんとか治そうとして「毛穴スッキリ」「オイリー肌専用」などの市販の洗顔料を使用する人も多いと思います。化粧水にもオイリー肌用のさっぱりタイプ、ニキビ専用のものがあり、それらを使っているのにニキビが治らない!とガッカリしている人も多いのではないでしょうか。

実は市販の「毛穴スッキリ!」系の洗顔料はとても洗浄力が強く、肌を洗いすぎてしまう恐れがあるのです。 ニキビができている状態の肌は、なるべく刺激を与えないようにしながら清潔に保つことが大切です。

市販の洗顔料、化粧水で皮脂を落とそう、おさえようということばかりにとらわれていると、肌に必要な皮脂まで失われてしまいます 。 ニキビ改善には、肌を優しくいたわるように洗い、何より洗いすぎないことが大切なのです。

乾燥肌が原因でニキビを悪化させている場合、洗顔後の保湿がとても重要ですが、ニキビ専用化粧水、オイリー肌専用のさっぱりタイプの化粧水を使うことで、さらに乾燥を招いてしまうこともあります。自分の肌に合わせたケアが必要なのです。

思春期ニキビの治し方

思春期ニキビは成長ホルモンのせい。それでは改善はできない!?とショックを受けることはありません。効果的な治し方を知って、それを日々の習慣にしていきましょう。

刺激の少ない洗顔料を選ぶ

毛穴の皮脂をしっかり洗う!というタイプの市販の洗顔料は、洗浄力が強すぎて肌にとって必要な皮脂まで奪ってしまうことが多いです。 思春期ニキビができている肌には、刺激の少ない、肌に優しい洗顔料を選びましょう。

天然素材の石けん、洗浄力があまり強くないものを意識して選ぶようにしましょう。皮脂の過剰分泌をおさえるには、肌の汚れを落としながら、必要な皮脂は肌に残してあげることが必要なのです。

ふんわり泡で優しく洗顔

ニキビを治したい!という一心で、素肌をゴシゴシとこするように洗顔してしまう人が多いと思います。また朝の忙しい時間帯などは、つい焦ってゴシゴシと洗ってしまうこともあるでしょう。けれどこのゴシゴシ洗顔が、ニキビを悪化させる原因なのです。

肌を乾燥から守り、皮脂の過剰分泌を防ぐには、ふんわり泡で優しく洗顔するのが一番です。そうすることで肌に刺激を与えず、必要な皮脂を残しながら毛穴を清潔に保つことができます。100円均一ショップなどで売っている、泡立てネットを活用すれば、どんな石けん、洗顔料でもふんわり泡を作ることができます。

手のひらに乗せて裏返しても落ちないくらいの泡を使って、優しくいたわるように洗顔しましょう。決してこすってはいけません。この洗顔方法で、朝と夜の2回行うのが理想的です。

オイル、アルコールフリーの化粧水を選ぶ

ニキビができている肌はとても敏感になっており、ちょっとした刺激でもニキビ肌を悪化させてしまうことがあります。そのため洗顔後の化粧水には、オイル、アルコールフリーで低刺激のものを選びましょう。 天然成分のものであればさらに良いです。

肌を刺激することなくしっかりと保湿することで、必要な皮脂を保持することができ、乾燥肌、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。 洗顔料も化粧水も、ニキビ肌を治すためにはしっかり見極め、選ぶことが大切です。

ドラッグストアなどの安い洗顔料では、そうした自然成分、刺激の少ないものはないかもしれません。ニキビ肌を治すためには、少し高くても刺激の少ないもの、肌に優しいものを選ぶのがオススメです。

運動で血行を良くする

運動不足が血行不良を招き、ニキビを悪化させていることも大いにあります。日頃あまり運動をしない、汗をかかない、歩かないといった習慣の人は、それだけで新陳代謝を落とし、血行が悪くなっているのです。

血行が悪くなると、肌だけでなく体の中に老廃物がたまりやすくなり、不健康な見た目になってしまいます。軽いジョギング、ウォーキング、たまには汗をかくことで血行を良くし、体の中から巡りを良くしましょう。

枕や布団を清潔に

枕カバーをずっと洗っていないという人は、目に見えないバイキンを寝ている間、肌にこすりつけているのも同然です。ニキビを治したい!と思うなら、枕や布団は意識して常に清潔にするように心がけましょう。

また、枕にガサガサのタオルなどを巻きつけているのも良くありません。寝ている間にガサガサのタオルの生地に肌をこすりつけ、刺激してさらにニキビを誘発してしまいます。枕カバーや布団には、清潔でサラサラとしたやわらかい手触りのものを使うようにしましょう。布団もこまめに干して清潔にしておくと良いですね。

ニキビを治して自分にもっと自信を!

一度しかないせっかくの10代を、ニキビのことばかり考えて過ごしたくない!と思いますよね。思春期ニキビは成長ホルモンがおさまると同時に治ることがほとんどですが、ニキビ跡がクレーターのようになって残ってしまう、赤みやシミとなって跡が残ってしまうこともあります。

若いからといってニキビを放っておくと、後々後悔することになるかもしれません。 思春期ニキビの改善にはシンプルに、ゴシゴシこすらず泡で優しく洗顔し、その後きちんと保湿することです。泡立てネットでふんわり泡を作るのは、最初こそ面倒と感じるかもしれませんが、習慣になってしまえば簡単です。

ニキビを治し、これからもニキビの悩みから一生解放されるために、肌に良い習慣を今日から始めてみませんか? キレイな肌になるだけで、自分に自信が出て人との付き合い方もガラッと変わってくると思います。

もっと魅力的な自分になり、自由な毎日を送るため、ニキビを治していきましょう!

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