伏見稲荷周辺で懐石ランチを食べるならここ!:懐石カフェ 蛙吉(アキチ)

京都府の伏見稲荷周辺は、世界遺産の伏見稲荷大社や、国宝である東福寺などの観光スポットが多いエリアです。そんな伏見稲荷周辺で、懐石ランチを楽しめるお店として人気なのが「懐石カフェ 蛙吉」です。

まるで隠れ家のような佇まいに、お店の入り口には、ステンドグラスがあしらわれた大きな白扉。店内には大正時代の建具屋、フランスのアンティーク家具や、たくさんの蛙グッズが飾られています。

今回は、そんなちょっと不思議で非日常的な空間が広がる「懐石カフェ 蛙吉」をご紹介していきます。

懐石カフェ 蛙吉(アキチ)とは?

「懐石カフェ 蛙吉(アキチ)」は、伏見稲荷大社から徒歩5分の距離に位置する懐石料理を提供するカフェです。

カフェを運営するのは磯兼有水子(いそかねゆみこ)さん。もともとはフレンチ料理や和食、中華など幅広いジャンルの料理を提供するレストランシェフとして活躍していました。その後、シェフとしての経験を生かし、2008年にここ伏見稲荷に自身のお店をオープンします。

「蛙吉(アキチ)」という店名は、磯兼さんが幼少期から「蛙に似ている」と言われ続けたことにより、自身も蛙を気に入り、その影響から店名に「蛙」の1文字を入れたようです。

オープン当初は、店名の影響から入りづらいという課題があったものの、その独自の雰囲気と美味しい料理により、徐々に評判を集め、今では予約が必須の人気店となっています。

四季折々を楽しめる懐石料理

「懐石カフェ」というだけあり、蛙吉では季節の食材をふんだんに使用した懐石料理を楽しめます。

特に人気を集めているのが、月毎にテーマが切り替わる「ランチメニュー」。例えば、秋なら「菊花豆腐」「鴨と栗のいがぐり揚げ」などを取り入れた「紅葉」を想起させる懐石料理が提供され、7月の七夕シーズンには織姫の鱧豆腐」や「天の川の水ようかん」など七夕にちなんだ料理がたくさん提供されます。

伏見稲荷周辺で、春夏秋冬、旬の食材を活かした懐石料理を楽しめるカフェはここしかないのではないでしょうか?

アニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」の世界を体験

懐石カフェ蛙吉は、あるテレビアニメに登場したことによって、全国的に知られるようになり、以前よりも多くのファンが訪れるようになりました。

そのアニメというのが、2014年公開の「いなり、こんこん、恋いろは。」。京都の伏見稲荷に暮らす中学生の恋と友情をテーマとしたアニメで、懐石カフェ蛙吉が登場してからは、「アニメの聖地」として注目を集めています。

店内には、実際にファンから贈られたアニメグッズが展示されていたり、定期的にオフ会なども開催されています。アニメのファンなら、聖地巡礼の一環として訪れてみる価値は十分あります。

可愛い「蛙グッズ」がたくさん

初めてこのカフェに訪れる方は驚きの連続かと思いますが、店内にはこれでもかというほどに「蛙グッズ」が飾られています。というのも、店主磯兼さんの蛙好きが高じて、世界中から蛙グッズをかき集め、今では約500種類もの蛙グッズが店内に飾られています。

さらに、メニューにも「蛙」をモチーフにした料理があり、例えば、愛くるしい瞳が印象的な「カエルバーガー」や「けろちゃんレモンケーキ」などがあります。どれも可愛らしいデザインで、女性ウケもしやすそうです。蛙に癒されたい方はいかがでしょうか?

懐石カフェ 蛙吉の概要

店名懐石カフェ蛙吉
住所京都市伏見区深草一ノ坪町20-13
電話番号075-644-1530
営業時間11:30~18:00
アクセス京阪伏見稲荷駅…改札口東口をでて北へ 徒歩30秒。JR稲荷駅…改札口をでて北へ 一つ目の十字路を西へすすむと 京阪伏見稲荷駅まで徒歩5分

まとめ

伏見稲荷周辺で懐石ランチを楽しめるお店として、ぜひ「懐石カフェ 蛙吉」を訪れてみてください。

懐石料理の美味しさはもちろん、アニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」や「蛙」の世界も体験できる、楽しいお店です。

注意点として、伏見稲荷周辺では人気店舗となっていますので、来店前は電話予約をしておくことをお勧めします。