【京都・伏見】伏見稲荷大社の千本鳥居|意味や由来、歴史を解説【誰でも奉納】初詣はお稲荷さん!

千本鳥居

伏見稲荷大社とは?

日本の全国にある「お稲荷さん」の総本宮である伏見稲荷大社。
今回は伏見稲荷大社のひとつの見どころでもある、千本鳥居について。

・何でできているの?
・重さは?
・どれくらい大きいの?
・一般でも鳥居を奉納できるの?

といったところをまとめていきます。

 

伏見稲荷大社の千本鳥居、どんな意味・由来があるの?

伏見稲荷大社は有名な京都の観光地ですが、そのなかでも驚きの景色なのが千本鳥居。

名前の通り「千本の鳥居がある」というように思ってしまいますが、実は千本には至っておらず、正確な数は分かりませんが、900程度の鳥居があるとされています。

ちなみに、伏見稲荷大社の全体には、およそ1万の鳥居があるそうです。

光沢のある朱色が特徴的ですが、こうした鳥居は願い事が通るように、という願いを込めて奉納されたもので、願い事が通ったときにもそのお礼の意味で奉納することがあります。

こうした文化は江戸時代から続いていると伝わっているので、1300年の歴史がここに詰まっていることになるのです。

 

伏見稲荷大社にある千本鳥居の基礎的情報

千本鳥居として設置されているのは900本くらいだとされています。
まるでトンネルのようにも見える千本鳥居ですが、その一つ一つはどれくらい重いのでしょうか。

材質 杉の木
高さ およそ2m
重さ 柱1本あたりおよそ60㎏
千本鳥居全体の長さ およそ400m

900本程度の鳥居が連なっている千本鳥居ですが、400mを歩くのに10分程度かかるそうです。

朱色に染まった400mのトンネルは、いかにもパワースポットといったような、ご利益のありそうな雰囲気ですね。

 

【実は】伏見稲荷大社の千本鳥居は誰でも奉納可能!金額は?

実は、一般の方でも鳥居を奉納することができます。

鳥居の大きさは「号」で表現されていますが、これは柱の直径を意味しています。
1号あたり3㎝ですので、5号であれば柱の直径が15㎝ということです。

5号 175,000円
6号 383,000円
7号 482,000円
8号 708,000円
9号 826,000円
10号 1,302,000円

鳥居奉納のご案内 | 伏見稲荷大社

お問い合わせの電話番号などは、上記のページに記載されています。

 

伏見稲荷大社までのアクセス

最後に伏見稲荷大社までのアクセスを確認していきます。

もちろん伏見稲荷大社の駐車場として用意されているものはありますが、混雑が予想されますし、12月30日~1月5日の時期は駐車場が閉鎖されています。

そのため観光客の方は、電車やバスの利用がおすすめです。

 

電車の場合、
・JR奈良線 稲荷駅で降り、徒歩すぐ(京都駅からは徒歩5分)
・京阪本線 伏見稲荷駅で降り、東方向に徒歩5分

バスの場合、
・南5系統 稲荷大社前で下車し、東方向へ7分

となっています。

伏見稲荷大社の周辺エリアには休憩スポットになるようなカフェもあるので、伏見稲荷大社までのルートに入れそうなところがあったら、休憩してから観光を楽しむのもいいですね。

 

伏見稲荷大社の千本鳥居について、その意味や奉納について|まとめ

「お稲荷さん」の総本宮としても知られ、本殿をはじめ千本鳥居など多くの見どころがある、伏見稲荷大社。

商売繁昌や五穀豊穣、学業成就など、いろいろな願い事がもって参拝しに来る方がいるかと思います。
そんななかでも、今回は千本鳥居について、「願い事をするために、願いが叶ったお礼として」という意味で奉納されることなどをまとめました。

一般の方でも奉納することができますので、感謝の気持ちを伝えるために、奉納を検討するのもいいですね。